基礎の蟻道確認や土台などの構造材が食べられていないか、庭の枕木などに白蟻が食べた後がないか確認します。構造躯体が侵食された場合、建物の倒壊につながります。

床下、特に水回り周辺は湿気がこもりやすく、木材にカビや腐朽がないか目視で確認したり、湿度・含水率をはかったりします。

床下に断熱材が入っているか確認します。築年数が経過している建物は断熱材が入っていなかったり、断熱材自身が劣化して隙間ができていたりするため、足もとが冷える原因になります。

水回り周辺の配管を確認し、漏水の有無をチェックします。漏水は床下の湿度を高くし、カビや腐朽の大きな原因になります。

基礎のひび割れは建物の構造に大きく影響します。外は化粧材が塗られている場合があるので、床下から基礎の状態を確認します。