点検口から床下に入り、「基礎・土台の状況」「白蟻の有無」「湿度や含水率の確認」「漏水の有無」などを確認します。点検口が見当たらない場合は、和室の畳下地をめくらせていただく場合があります。
建物調査の必要性
リノベーションをご検討するにあたり、お客様の住まいの状況を隅々まで調査します。事前に調査をすることで、今後安心して住んでいただくためのご提案をしたり、トラブルの元となる追加費用の発生を防いだりすることができます。また、調査内容によっては建て替えを検討する判断材料になります。
基本調査【4種類】
床下調査
小屋裏調査
小屋裏から「雨漏りの有無」「屋根下地状況」「断熱材の有無」「筋交いの位置確認」などをチェックます。
外壁調査
外まわりは常に自然環境にさらされ、劣化しやすい場所です。「基礎や外壁のひび割れ」「塗装の劣化状況」「窓まわりの雨漏り確認」などをチェックします。
屋根調査
老朽化にともなう「瓦のひび割れ」「瓦のずれ」「留め金具の錆」「樋の劣化状況」「瓦の材質」などを確認します。
ステップアップ調査【2種類】
耐震診断
これからの安心にそなえて、弊社の耐震診断士が建物を強化する方法をご提案します。
以下のような建物の場合、特に耐震診断を行うことをおすすめします。
以下のような建物の場合、特に耐震診断を行うことをおすすめします。
- 昭和56年5月31日以前に建てられた建物
- 地盤が軟弱な場所
- 1階が車庫などになっていて壁が少ない建物
- 2階の床が一部飛び出ている建物
断熱・省エネ診断
せっかくリノベーションするのであれば、夏は涼しく、冬は暖かい住まいがよいですよね。断熱・省エネを考えることは光熱費の削減にもつながります。以下のような場合、ぜひ断熱・省エネ診断をご検討ください。
- 冬場、足元がとても冷える
- 夏場、2階が暑い
- 隙間風が寒い
- 冷暖房の効きが悪く光熱費がかかる
*耐震診断、断熱・省エネ診断は、設計申し込み後に行います。
耐震・断熱省エネリフォームをした時の費用については、リノベーションにおいてはどちらにしても解体工事をするため、プラス「材料費+施工手間」で工事ができます。おおよそ10%程度の費用アップとなります。(詳しくは事前にお見積りいたします。)