リノベーションはDIYをすることでメリットがある?併用するコツを紹介

リノベーション前の古民家

 

住んでいる家をリノベーションする際、リノベーション業者に依頼することがほとんどだと思いますが、実はセルフ(自分で)リノベーションすることが可能なものもあります。

 

家全体をリノベーションするためにはそれなりに時間やスキルが必要となるため、専門の業者に依頼するのが確実ですが、部分的であれば自分の力でリノベーションするという選択肢もあるのです。

 

自分でできるところは自分でやり、専門的な技術を要する部分は業者に依頼することでコストを大幅にカットできることもあります。

 

家を自由にデザインができることがリノベーションの魅力ですが、かかる費用を抑えたい方は部分的にセルフリノベーションしてみるのがおすすめです。

 

目次
■リノベーションとDIYを併用するコツ
■フルリノベーションとの費用の違いは?
■古民家風など自由なデザインのリノベーションが可能
■まとめ│リノベーションとDIYを上手く併用しよう

 

リノベーションとDIYを併用するコツ

リノベーション工事中

セルフリノベーションで可能な範囲というのはどのあたりまでなのでしょうか。

 

当然リノベーションには専門的な技術が必要となるため、何も知識がない状態では自分でリノベーションをするのは困難です。

 

ここでは参考までにセルフリノベーションする際どういった点に注意するべきかについて、部分的に紹介していきます。

壁をDIYしてみる

壁をDIYでリノベーションする際、まず壊しても平気な壁と壊してはいけない壁のチェックを行いましょう。

 

壁を撤去した際柱の間に筋交い(すじかい)が含まれていることがあり、これは建物を支える大事な柱なのでこれは壊してはいけません。

 

ホームセンターに売っている下地センサーを使うと壁裏の構造を簡単に調べることができます。1,000円~2,000円で購入できるため先に購入しておきましょう。

 

壁を壊す際は余計なものを撤去し、バールを使って外側の壁を壊していきます。廻縁や小さい釘などもバールで外せるため便利です。

 

壁裏の柱(胴柱)は小型の丸鋸で丁寧に切り離していきます。コンセントは柱にネジ止めされていることが多いので、それらも取り外していきましょう。

 

元々壁や柱があった部分は石膏ボードがむき出しの状態なので、新しい壁紙を貼れば部屋同士をつなげる際のDIYはこれで完了です。

床をDIYしてみる

床は面積が広く、大々的に床板を剥がしてのセルフリノベーションはなかなか一般の方には難しいかもしれません。

 

しかし現在では多種多様な床材が市販されているため、一般の方でも簡単にセルフリノベーションすることが可能です。

 

シート状のものを敷き詰めたり、クッション材のようなものを敷くだけでもセルフリノベーションは可能ですが、もう少し素材にこだわりたい方であればはめ込みタイプの床材を使用するのがおすすめです。

 

実際の木材を使用したこのタイプのものは、床に合わせてカットし釘やボンドで固定するだけなので比較的簡単に床を張り替えることができます。

 

壁に比べると床のセルフリノベーションは簡単ですが、大規模なリノベーションの場合床の傾きなど必要な修正部分があることも多いため、業者に依頼するのが良いでしょう。

本棚などの家具をDIYしてみる

本棚などの家具はセルフリノベーションしやすいでしょう。

 

気に入った木材を購入して部屋に合わせてサイズや色付けを自分好みにDIYしてみるのがおすすめです。

 

現在ではホームセンター内で購入した木材をカット、色付けできることも多く、購入後は自宅で組み立てるだけという状態にできます。

 

木材の種類も豊富であるため、部屋のリノベーションは業者に依頼し、出来上がった内装に合わせて自分好みのデザインの家具を自作するのも良いかもしれません。

 

本棚だけでなく、テーブルやテレビ台、ベッドなどもDIYの対象となります。自作した家具であれば愛着も湧き、長く使えるでしょう。

DIYに必要な工具は簡単に手に入る

現在ホームセンターではDIYに関するコーナーが広く設けており、初心者でも簡単にDIYができるよう、専門知識を持ったスタッフがいたり使いやすい工具が多数販売されています。

 

家を丸ごとセルフリノベーションする人や、家具や小物を自作する人など目的は様々なので、分からないことはスタッフと相談しつつ、自分の手に負えない部分に関しては専門のリノベーション業者に依頼するのが良いでしょう。

 

リノベーションは新築購入に比べるとコストを抑えられるのがメリットですが、部分的にセルフリノベーションをするとさらにコストを抑えることが可能です。

 

自信がない人は簡単な家具や小物を自作してみると、それだけでも愛着が湧く家となるでしょう。

フルリノベーションとの費用の違いは?

リノベーション業者に依頼する場合と部分的にセルフリノベーションする場合では、かかる費用にはどれくらいの差が生じるのでしょうか。

 

なかには無理のコストを抑えようとせず専門の業者に任せた方が安全な場合も多々あるため、参考までにかかる費用の比較について紹介していきます。

業者でないとできない部分

基本的にすべてセルフリノベーションすることは可能です。

 

しかし、壁や天井の解体、フローリングの貼り付けやキッチン代の解体・取り付けは難易度が高いため、専門の業者に依頼するのが良いでしょう。

 

かかる費用に関しては業者に依頼した場合の3分の1~2分の1程度に収まることが多いため、コストを抑えたいのであればセルフリノベーションは非常にメリットがあります。

 

リノベーション業者に依頼する場合費用の大半は人件費やデザイン費であるため、その部分を自分で賄ってしまえば必然的にコストは下がるでしょう。

 

ただし、時間と体力を使うため根気のいる作業となります。

セルフリノベーション可能な部分

ホームセンターに売っている材料だけでも十分にセルフリノベーションをすることは可能です。

 

一般の方でもセルフリノベーション可能な部分としては壁や天井の塗装・オイル仕上げ、家具の自作などであるため、少しでも費用を浮かせたいのであれば挑戦してみるのも良いかもしれません。

 

戸建てのフルリノベーションは350万円~2,000万円と規模によって金額は変動しますが、セルフで戸建てを丸ごとリノベーションする場合かかる費用は750万円前後が相場とされています。

 

これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、自作する楽しみがある反面、失敗した際の保証もなくすべて自己責任であるため、少しでも不安があるようであれば業者に依頼するのが良いでしょう。

古民家風など自由なデザインのリノベーションが可能

リノベーションは自分の住みたい空間に自由にデザインできるのが魅力です。

 

古民家風、カフェ風、北欧風といった様々なスタイルがあり、住む人によってこだわるポイントは多岐に渡ります。

 

ある程度築年数が多い中古の家を低価格で購入し、自分の好きなデザインにリノベーションする、そのような家の購入の仕方が増えているのが現状です。

 

デザインにこだわり、使い勝手も良く、かつ費用も抑えたいという方にはリノベーションがおすすめとなります。

まとめ│リノベーションとDIYを上手く併用しよう

リノベーションで生まれ変わった外観

リノベーションは自由度が高く、自分好みの空間をつくりたいという方にはおすすめです。

 

新築を購入するよりも費用が安く、DIYなどセルフリノベーションできる部分もあるため、さらにコストを抑えたいという方はぜひ部分的なセルフリノベーションにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

しかし、家のリノベーションは構造上一般の方が手を加えるのが難しい部分や、建物の安全性に直結するような重要な部分もあるため、不安や心配があるようであれば下手に手を加えない方が良い場合もあります。

 

その際はプロの業者に相談するのが確実でしょう。

 

千葉・茨城地域の家のリフォームであれば、エリアに根差した地元営業の「RenoBASE8」にご相談ください。

わたしたちは明治32年創業の工務店「ハウジング重兵衛」を母体に持つ、リフォーム・リノベーション専門店です。

工務店グループならではの技術力と、専門店ならではの細かな対応でリフォームをしっかりサポートします。

 

 

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RenoBASE8 編集部

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