リノベーションで古民家を生まれ変わらせ快適な生活空間に
現在住んでいる家を新しくリノベーションして住みやすい家にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
また、現在住んでいる家が築年数も古く俗にいう「古民家」である場合、果たしてリノベーションで生まれ変わらせることは可能なのか、今回は古民家を新しくリノベーションする際の注意点やコツについて紹介していきます。
古民家の魅力を残しつつ、快適な家にしたいという方はぜひ参考にしてみて下さい。
・古民家には普通の家にはない魅力がたくさんあります。
・古民家リノベーションの際注意すべき3つのポイントについて解説します。
・リノベーションまでの流れについて解説します。
目次
■古民家をリノベーションする前に知っておきたい古民家の魅力
■古民家をリノベーションする際のポイント
■リノベーションで古民家を生まれ変わらせるまでの流れについて
■まとめ
■住みやすい間取りのリフォームは「RenoBASE8」におまかせ
古民家をリノベーションする前に知っておきたい古民家の魅力
古民家には、古民家ならではの魅力がたくさんあるのです。
なかには現代風の家にはない楽しみ方をすることもできるため、ここではまず古民家の持つ魅力について紹介していきます。
・古民家は年数を重ねるごとに味がでる
古民家とは昭和初期までに建てられた建物を指すことが多く、その場合築年数は70年以上となるでしょう。
そのため、何世代にも渡って使い込まれた建具や床、天井といった部分の経年変化が進み、非常に趣のある雰囲気の住まいであることが多いです。
そのような素材が持つ味を残しつつ、現代風のテイストと掛け合わせることで観ても楽しい、実際に住んでも気持ちのよい古民家リノベーションが実現可能となります。
・素材をそのまま活かすことができる
古民家のなかには築100年を超えるような建物もありますが、その場合木造家屋であるため素材である木材の強度などを心配する方もいるでしょう。
しかし、木材のなかにはヒノキのようにものによっては数百年に渡り変化をしないといった木材もあるため、もともと木材が持っている強度をそのまま活かしたリノベーションも可能となるのです。
そのため、リノベーションの際にも柱や梁に使用される木材をそのまま使用し、足りない部分を別の素材で補うこともあります。その結果、和モダンのような現代風でありながら古くから続く日本家屋の渋さを共存させることができるのです。
・間取り設計によっては広々とした空間をつくれる
古民家の間取りは平面で一つひとつの空間が大きいことが多いです。
そのため、元々の間取りの広さを活かしたリノベーションが可能となります。
リノベーションの際間取りを広くするためには費用がかかってしまうこともあるため、そのような増築をせずとも広々とした間取り設計を行うことができるでしょう。
廊下や縁側といった動線も活かし、使いやすい間取りにすることをおすすめします。
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古民家をリノベーションする際のポイント
古民家をリノベーションする際いくつかの注意点があります。
これらは通常の一戸建てのリノベーションとは異なり、古民家ならではのポイントとなるので、忘れずに確認を行いましょう。
・残す素材と取り替える素材を選別する
古民家をリノベーションする際、素材の経年劣化による腐食などがなく耐久性に問題がないものについてはそのまま活かすことも可能です。
住宅の柱や梁といったものに使用される木材は強度が高く頑丈なものが多いため、経年変化を楽しむために素材を活かしたい場合にはそのまま使用することも可能でしょう。
その際は施工業者と相談し、耐久性などに問題がないかを確認しながら間取りを考えていくことをおすすめします。
・耐震・耐火性能を確認する
古民家は耐震基準などが設けられていなかった時代に建てられたものであるため、耐震補強が必要になることがあります。また、木造家屋であるため、耐震性能と同様に耐火性についても確認をする必要があるでしょう。
耐震性能以外にも、地盤が弱くなっていたり柱や梁、壁などの劣化の可能性もあるため、耐震診断の結果補強工事を行った方がよいとされることもあります。
・断熱性能を確認する
日本の伝統的な日本家屋は風通しがよく、夏を快適に過ごすことを考慮して建てられたものも多いため、断熱リフォームを行わないと冬場が寒くなってしまうことも多いです。
その場合には断熱リフォームを行いますが、通常の住宅とは異なり建物の壁の内側に空間がなく、断熱リフォームで使用するような板状の断熱材を使用できないケースもあります。
そのようなときは、非常に薄いシート状の断熱材を用いて対応することがあるようです。
・リノベーションにかかる費用を確認する
古民家のリノベーションにかかる費用は、施工内容や建物の広さによって大きく変化します。
設備の刷新や内装のデザインを変更する程度のリノベーションであれば、500万円前後の予算で行うことも可能です。
しかし、代々受け継いできた古民家を残していくためにリノベーションを行う場合には大々的なリノベーションが必要であるため、1,000万円~数千万円の費用がかかることもあります。
そのため、古民家のリノベーションを行う際には、どの程度の施工が必要であり、耐震性や断熱性などの改修を行ったうえでどれほどの費用がかかるのかをよく検討する必要があるでしょう。
リノベーションで古民家を生まれ変わらせるまでの流れについて
実際に古民家を生まれ変わらせるためにリノベーションを行う際の流れについて、ここではまとめています。
これからリノベーションを検討しているという方は、ぜひどのような流れでリノベーションが行われるのか参考にしてみてください。
①.モデルハウス・ショールーム見学
RenoBASE8では千葉に4店舗、茨城に3店舗ある「体感型ショールーム」やモデルハウスを設置しているので、より具体的な形をイメージできます。オンラインでのご相談も行っているので、ぜひご利用ください。
②.現地調査
リフォームアドバイザーがお客様のお宅にお伺いし、現状確認をいたします。
・既存建物の計測
・写真撮影
・床下調査
・小屋裏調査
・外壁調査
・屋根裏調査
現場調査はとても重要であり、理想のリフォームを実現させるためには欠かせません。
分からないことは何でもご相談ください。
③.現場調査報告書&家づくりカフェ
現場調査での結果をまとめた「現場調査報告書」をご提出し、分かりやすくご説明いたします。
その際、具体的なご要望をお聞かせください。
・暖かい家にしたい
・片づけやすい家にしたい
・費用面が不安 など
④.プレゼンテーション・概算見積もり
お客様のご要望をもとに「プランニング図」「3Dパース」「概算工期」「概算お見積書」をお出しし、具体的にイメージしていただけるようにご説明いたします。
⑤.設計申し込み
弊社で具体的にリノベーションを進めていただけるようであれば、設計申し込みをしていただきます。
⑥.詳細打ち合わせ・図面作成・耐震断熱調査
よれい詳しい使用やプランの打ち合わせを行うのと同時に「耐震調査」「断熱調査」を実施します。
弊社の耐震診断士、住宅エネルギー設計技術者が具体的なアドバイスをいたします。
⑦.仕様決定
プラン・内装・設備などの仕様決定と、詳細の重つもりをお出しします。
ご希望に沿う形となるまで何度でもお打ち合わせをいたします。
⑧.ご契約
ご納得いただけるようであれば、ご契約をお願いいたします。
⑨.近隣挨拶・着工
工事中は騒音やほこりなど周辺の方への配慮が欠かせません。
工事着工前に弊社の担当者がご挨拶に回りますので、ご安心ください。
⑩.各種検査・立ち合い
スムーズに工事が進むよう、リフォームアドバイザー・現場監督・職人が一体となって施工・安全・工程管理いたします。
⑪.完工
弊社の竣工検査完了後、お客さまと共に「完成現場立ち合い」を実施します。
また、弊社ではメーカー保証に加えて部位に応じた最大10年の自社保障を設けており、アフターサービスにも力をいれております。
まとめ
古民家をリノベーションする際、建物の状態や耐震性といったものがリノベーションにどのように影響するのか分からないという方もいるでしょう。
しかし、弊社のリノベーションは一から十までお客様の疑問や不安を解決し、ご納得いただけるようなプランを組んでいるのでご安心ください。
今住んでいる家、代々引き継いでいる大切な家を末永く住める状態にするためには、リノベーションが欠かせません。弊社ではそのお手伝いをさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
住みやすい間取りのリフォームは「RenoBASE8」におまかせ
家のリフォームは、しっかりと技術力を持った信頼できる地元の施工店に任せましょう。
千葉・茨城地域の家のリフォームであれば、エリアに根差した地元営業の「RenoBASE8」にもご相談ください。
わたしたちは明治32年創業の工務店「ハウジング重兵衛」を母体に持つ、リフォーム・リノベーション専門店です。
工務店グループならではの技術力と、専門店ならではの細かな対応でリフォームをしっかりサポートします。
千葉・茨城県内には実際の設備を体感いただけるショールームもございますので、はじめの一歩としてぜひお気軽にご活用ください。