【リノベーション】一戸建てリノベを行う際の施工内容と補助金制度
現在住んでいる一戸建ての住宅をより快適に、住み心地のよい家にするためにはリノベーションが欠かせません。しかし、リノベーションが初めてという方にとっては、どのような工事を行うのか、費用はどれくらいかかるのかといった疑問が尽きないでしょう。
そこで今回は、一戸建ての住宅をリノベーションする際にかかる費用や、施工内容について分かりやすく解説するとともに、リノベーションの際に利用できる補助金制度についても紹介していきます。
・一戸建てのリノベーションの費用相場を紹介します。
・一戸建てのリノベーションの施工内容はさまざまです。
・リノベーションで利用できる補助金制度があるので有効的に活用しましょう。
目次
■リノベーションで一戸建てをつくりかえる際にかかる費用の目安
■一戸建てをリノベーションする際の主な施工内容
■一戸建てのリノベーションで利用できる補助金制度一覧
■まとめ
■住みやすい間取りのリフォームは「RenoBASE8」におまかせ
リノベーションで一戸建てをつくりかえる際にかかる費用の目安
一戸建ての住宅をフルリフォーム・リノベーションする際にかかる費用の目安は、施工範囲や建物の築年数などによって変化しますが、おおむね350万円~2,000万円前後とされています。
戸建ての場合リノベーションの坪単価は10万円~73万円前後とされますが、施工箇所が多かったり実際に施工を行う業者によっても費用にばらつきがあるため、施工会社の見積もりを確認し予算を決めるようにしてみてください。
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一戸建てをリノベーションする際の主な施工内容
一戸建ての住宅をリノベーションする際、施工内容によってかかる費用や工期なども変わります。
ここでは、それぞれの施工内容にどのような工事が含まれるのかその内容を解説していきます。
・間取り変更
LDKを広くしたり、部屋同士の壁を撤去するといったリノベーション例は多いです。
子どもが産まれたり、両親と同居をすることになったといったご家庭での事情から、このような間取り変更のリノベーションを行うことが多いのでしょう。
部屋の広さや間取りによっても費用は前後しますが、和室を洋室に変更する工事で65万円~75万円前後、2LDKを広い1LDKに変更するといった間取り変更では200万前後で行われることがあります。
・水回りやエリアごとのリノベーション
リノベーションの例で多いのが水回りのリノベーションです。
水回りの設備が老朽化して使いにくくなった場合や、キッチンなどを新しくグレードアップしたいといった場合にリノベーションを行うことがあります。
バスルーム、キッチン、トイレ、洗面所といった水回り一式をリノベーションした場合に、設備のグレードによって前後しますが200万円~350万円前後で行われることが多いです。
・壁や天井周りのリノベーション
天井のリノベーションはクロスの張り替えや天井版の交換、シーリングファンの取り付けなど内容はさまざまですが、総額でも30万円前後で行われることが多いようです。
また、天井の高さを変更したり断熱リフォームを行った場合には50万円前後となるケースもあるでしょう。
一方、壁のリノベーション内容はドアの設置、間仕切り壁の撤去、間取り変更といったさまざまな内容があるため費用が大きく異なります。
また、窓の設置なども行うことがあるため、50万円~500万円前後と幅が広いのが特徴です。
施工業者としっかり打ち合わせを行い、納得できる費用でリノベーションを行いましょう。
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一戸建てのリノベーションで利用できる補助金制度一覧
一戸建て住宅のリノベーションを行う際、補助金制度を活用することでかかる費用を抑えることが可能です。
どうしても費用面を気になるという方も多いため、ぜひリノベーションの際には利用できる補助金制度があるのかを確認してからプランを立てることをおすすめします。
補助金を利用する場合は着工前に申請を行うのが基本であるため、忘れずに申請を行いましょう。
・高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)
断熱材やペアガラス・高断熱サッシといった建材を使用した、住宅の断熱性を高める(15%以上の省エネ効果があるとされる)リフォームを対象にした補助金制度です。
戸建て住宅の場合、同時に設置する蓄電システムや蓄熱設備(エコキュート)も補助対象となります。
また、2021年度からは熱交換型換気システムへの別途補助も追加されるとされます。
補助率は対象経費(建材にかかる費用や工事費の合計)の3分の1以内とされ、戸建てでは最大120万円(窓の改修のみでは40万円)となっています。
・次世代省エネ建材支援事業
断熱リフォームの補助金の一つであり、断熱材一体型の断熱パネルや蓄熱建材、調湿建材といった建材の付加価値を有する省エネ建材を使用するリフォームが対象です。
断熱材や高性能窓、玄関ドアや調湿建材も同時に施工を行うことで補助対象となります。
2020年度は補助対象経費が合計40万円以上を条件として、補助率2分の1以内(上限は戸建てで最大200万円)でした。
・長期優良住宅化リフォーム推進事業
断熱リフォームの補助金の一つであり、断熱材一体型の断熱パネルや蓄熱建材、調湿建材といった建材の付加価値を有する省エネ建材を使用するリフォームが対象です。
断熱材や高性能窓、玄関ドアや調湿建材も同時に施工を行うことで補助対象となります。
2020年度は補助対象経費が合計40万円以上を条件として、補助率2分の1以内(上限は戸建てで最大200万円)でした。
・リフォーム減税
一定の要件を満たした省エネリフォームを行うことで、所得税の控除、固定資産税の減額措置を受けることが可能です。以下の4つの工事のパターンに当てはまる場合には対象とされます。
・すべての居室のすべての窓の断熱改修
・床、天井、壁の断熱改修
・太陽光発電設備の設置
・高効率空調機、高効率給湯器、太陽熱利用システムの設置
所得税の控除については確定申告が必要であり、固定資産税の減額措置については工事終了後3ヶ月以内に自治体への申請が必要なるため、忘れずに行いましょう。
まとめ
一戸建てをリノベーションする際、間取りを変更するのか水回りの設備を新しいものに変更するのかなど、施工範囲や施工内容によってかかる費用は異なります。
そのため、どのような家にしたかといった具体的なイメージを持ったうえで施工業者と打ち合わせを行うようにしましょう。また、費用面に関しても施工内容や家の広さ、導入する設備のグレードで大きく変動します。
そのため、リノベーションの際には利用できる補助金制度がないかを確認し、行う予定のリノベーションの要件で当てはまるものがあれば、積極的に利用を検討してみましょう。
住みやすい間取りのリフォームは「RenoBASE8」におまかせ
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