住みやすい間取りで快適生活を!工夫を凝らした間取りテクニックを紹介
『今の家をもっと住みやすい家にしたい』
『設備を新しくして快適な暮らしを送りたい』
このように考えている方もいるのではないでしょうか。
住めば住むほどその家のいいところ、悪いところというのは自覚していくものです。
もし現在住んでいて暮らしに不便さを感じるのであれば、リノベーションという選択を考えてみてはいかがでしょうか。今回は、今住んでいる家をより住みやすい間取りにリノベーションするコツについて紹介していきます。
目次
■住みやすい間取りの条件とは
■住みやすい住宅を目指すなら参考にしたい間取りテクニック
■老後を意識した間取り設計もおすすめ
■まとめ
■住みやすい間取りのリフォームは「RenoBASE8」におまかせ
住みやすい間取りの条件とは
住みやすい家と一言でいっても、人によってその基準は異なるでしょう。では、俗にいう住みやすい家とは、どのような特徴の家のことを指すのでしょうか。ここでは住みやすい家にみられる特徴について解説していきます。
ライフスタイルに合っている
住みやすい家の特徴として、その家に住む人のライフスタイルに合っているというものがあります。これはたとえば小さなお子さんがいたり、高齢の両親と同居していたり、夫婦共働きであるといったそれぞれの暮らし方に対して、家の構造や間取り、設備などそれぞれに適したものが揃っているということです。
子供部屋が確保されている、段差がなく歩きやすい造りになっている、室内でも洗濯物が干せるといった、生活の質を高めてくれるような間取りになっている家は、そこに住む人にとっては間違いなく住みやすい家となるでしょう。逆にこれらの設備が整っておらず、なにかと気をつかったり手間になるような造りの家は住みやすいとはいえません。
気密性・断熱性能に優れている
気密性に優れた家は夏でも外の暑い空気が室内に入ってこず、冬は逆に寒い空気が隙間から室内に入ることを防いでくれます。つまり、一年を通して外気の影響による室内の温度変化が激しくなく、過ごしやすいということです。また、断熱性については家の天井や壁に断熱材を入れることで、夏場の暑い空気を家のなかに伝えない役割を持っています。
このように気密性・断熱性に優れた家は住む人の住環境を高め、快適な暮らしを提供してくれるのです。
家事・生活動線が確保できている
日々暮らすうえで家事や生活の動線は重要となります。
「欲しいところに欲しい機能がある」「必要な場所に必要なものがある」このような動線が確保されていないと、必要以上に家のなかを歩き回らなければなりません。
住みやすい家とは家事・生活動線が確保されているため、それぞれの目的を効率よく完結することができます。そのためには間取り設計が重要であり、部屋や家の設備が最適な場所に配置されているかがポイントとなるのです。
住みやすい住宅を目指すなら参考にしたい間取りテクニック
今住んでいる家をより住みやすい家にしたいのであれば、間取りや設備を変更する必要があります。その点リノベーションは一から間取りをつくり変えることができるため、さまざまな暮らしの変化に対応することが可能です。ここでは、日々の暮らしを快適にしてくれる間取りのアイデアを紹介していきます。
シューズクローク
最近流行りのシューズクロークは、靴だけでなくアウトドア用品や自転車といったさまざまな目的の収納スペースとして活用できます。靴を履いたまま出入りできるスペースであるため、帰宅時など上着を脱いでから家のなかに入ることができ、雨の日など家のなかが濡れたりせず便利です。
また、小さいお子さんがいる家庭ではシューズクロークにベビーカーを置いておけば、外出の支度をし靴を履いたままベビーカーを使用できるため、一連の流れをスムーズに行うことができます。ある程度玄関スペースが必要ですが、シューズクロークを設置することで玄関周りの動き安さは大幅に向上するでしょう。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットを設置することで、洋服だけでなくコートやバッグといったあらゆるものを収納できます。また、人が入っても十分なスペースがあるため、クローゼット内でコーディネートを考えたり服を試着することも可能です。
季節によってタンスの洋服を衣替えする必要がなくなるため、それまでタンスを置いていたスペースを有効活用することもできます。収納が苦手だという方も、洋服などすべて一括に収納できるので、靴は玄関、バッグは自室というようにいちいち所定の場所にしまう手間が省けるため便利です。
小上がりスペース
リビングに段差を付けた小上がりスペースを設置することで、部屋の印象に変化をつけるだけでなく、家族のくつろぎスペースや収納スペースとして活用できます。また、最近ではフローリングの床が主要であり、和室を設けない家も多いですが、この小上がりスペースを畳の和室とする人も増えています。
小上がりスペースは後付けが可能であるため『やっぱり和室が欲しいな』という方の希望も叶えることが可能です。さらに、小上がりスペースは段差をつくるため、下の空間部分を収納スペースとして活用することもできます。見た目だけでなく、収納機能も兼ね揃えた小上がりスペースを設けることで、より生活の質も向上するでしょう。
対面キッチン
最近の家のキッチンで多いのが対面式のキッチンです。対面キッチンは見た目がおしゃれなだけでなく、家事の効率や家族間のコミュニケーションを増やすといったさまざまなメリットがあります。料理を運びやすいだけでなく、リビングダイニングと連続する空間であるため、デザインを統一しやすいのが特徴です。
また、小さいお子さんがいる家庭では常にリビングが視界に入るため、子供の様子を確認しやすいのも大きなメリットといえるでしょう。家族に背を向けないためコミュニケーションも取りやすく、家族との時間を大切にしたいと考える方にとっては非常に魅力的なキッチンだといえます。
リビング階段
リビングに2階へ通ずる階段を設置することで、家族と顔を合わせる機会が増え、自然とコミュニケーションも増えるのがメリットです。子供が大きくなりそれぞれが自分の部屋をもつようになると、学校から帰宅した際に玄関から直接自室へ向かってしまうため、なかなか会話をするタイミングが掴めないことがあります。
しかし、リビングに階段を設置することで帰宅後でも必ずリビングを通るため、結果日常の何気ないやり取りも増えるでしょう。また、高齢の親と同居する際にも同様のことがいえるので、家族間でのコミュニケーションを取りやすい間取りとなります。
平屋
平屋は1階建ての構造で、生活に必要なスペースがすべてワンフロアにある間取りです。平屋を建てる場合にはある程度広い土地が必要となりますが、デザイン性が高く、天井を高めにしたり中二階のようなスキップフロアを設置することもできます。
家全体の動線が短く、部屋と部屋を行き来する際にも家族同士が顔を合わせる機会が多いため、常に家族の存在を近くに感じることが可能です。子供がまだ小さいなど、子育て家庭にとっては住みやすい家となるでしょう。
老後を意識した間取り設計もおすすめ
家をリノベーションする際には、今の暮らしを快適にすることだけでなく、長く暮らすために将来のことまで考えて間取り設計をするのがよいでしょう。部屋同士の行き来を簡潔にしたり、段差をなくしたフラットな床にするといった、今は気にならなくとも今後住みやすさに影響を与えそうな要素をあらかじめ省くことで、いつまでも快適に暮らせる家となります。
バリアフリー住宅へのリノベーション・リフォームも可能ですが、いざ必要になってからでは遅いこともあるので、先を見越したプランを立てることが重要です。
まとめ
住みやすい間取り設計をするにあたり、住む人のライフスタイルや家のなかの環境を考慮して間取り設計をするのがおすすめです。住みやすい家の定義は人によって異なるため、家族で話し合い、どのような間取りにするのが最適なのかをよく検討してみましょう。
リノベーションは見た目や間取りをつくり変えることができますが、ぜひ今回の記事を参考に、より計画的なリノベーションプランを立ててみてください。
住みやすい間取りのリフォームは「RenoBASE8」におまかせ
家のリフォームは、しっかりと技術力を持った信頼できる地元の施工店に任せましょう。
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