子育てに適した間取りにリノベーションするコツを紹介
子供が産まれる(産まれた)ことをきっかけに、今住んでいる家をリノベーションしようと考える人も多いでしょう。では、実際に子育てに適した間取りとはどのようなものなのでしょうか。
子供は大人と違い、年齢によってできること、注意しなければならないことが異なります。そのため、子供の年齢や人数に応じて最適な間取り設計をする必要があるでしょう。今回は、子育てに適した間取りにリノベーションするコツを紹介していきます。
目次
■子育てにおすすめの間取りリノベーションのポイントは?
■子育てママに人気の間取りとは
■まとめ
■家のリフォームは「RenoBASE8」におまかせ
子育てにおすすめの間取りリノベーションのポイントは?
子育てに適した間取り設計を考える際、大人目線だけではなく子供目線でみることも大事です。とくに小さな子供は背が低く、力もまだないため、大人にできても子供にできないことはたくさんあります。それらを考慮して、家族の誰もが暮らしやすい間取り設計にしていきましょう。
リビングを広めにつくる
リビングは家の中心であり、家族が集まる場所でもあります。そのため、できるだけゆったりとくつろげるスペースであることが望ましいです。リビングの間取り設計をする際『開放感のある空間』にする、ということが重要となります。
開放感のある広々としたリビングにするためには、部屋の広さはもちろん、日当たりや部屋全体の配色までもが関係するのです。たとえば、大きめの窓や吹き抜けを設置することで採光を十分に取り入れることができるため、部屋全体が開放感のある明るい空間になるでしょう。
対面キッチンを採用する
対面キッチンは子供がいる家庭ではとくに人気のキッチンスタイルです。人気の理由は、家族に背を向けず、常に家族の様子を確認しながら家事を行えることでしょう。小さなお子さんがいる家庭では、遊んでいるときに誤ってケガをしてしまわないよう注意していなければなりません。
その際、対面キッチンであれば料理をしながらでもリビングにいる子供の様子を確認できるため、安心して家事を行えるのです。最近では対面式のキッチンが主流となっているので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
水回りの動線を短く効率重視に
生活に欠かすことのできないトイレ、洗面所、バスルームといった水回り。それらをなるべく近くに設置することで生活動線を短縮することができます。子供が一人でトイレに行けるようになった際など、すぐ近くに洗面所があれば簡単に手を洗うことができますよね?
このような生活動線の短縮も、子育てには便利な間取りの要因となります。また、水回りを近くに集めることは子育てに適しているだけでなく、リノベーション工事の際にも配管工事が簡単に済むため、コストを抑えることにもつながるのです。
サンルームで楽々物干し
壁の3方向や天井をガラス張りにしたサンルームをリビングに併設することで、家のなかでも安心して洗濯物を干すことができます。外に出なくても日光が差し込むため、しっかりと洗濯物が乾くだけでなく、急な雨が降っても濡れる心配がありません。
また、洗濯物を干していないときには子供の遊び場としての利用もできるため、非常に使い勝手のよいスペースとなるでしょう。そして、毎回階段を昇って2階のベランダに行く手間も省けるため、家事を効率よく行えるようになります。
安全性の高いドアにする
小さい子供がいる家庭では、ドアの開閉時に指を挟んだり、頭をぶつけケガをしてしまうということがあります。大人でもこのようなケガをすることはあるので、子供であればなおさらケガの危険性は高まるでしょう。
そのため、指を挟まないような工夫として、すき間ができにくい折れ戸やゆっくりと開閉するようなドアだといくらか安心できます。また、引き戸タイプだと力の弱い子供や高齢者でも開けやすく、クッションなどを使うことで指が挟まってもケガをしないような工夫も可能です。
フローリングや壁紙の素材に気を付ける
子供がリビングで元気に遊べる環境があるのは良いことですが、その結果床や壁が汚れたり傷ついてしまう可能性があります。たとえばクレヨンや何かをこぼした際のシミなど、小さな子供であればそのようなプチアクシデントは日常茶飯事です。
そのため、子供が小さいうちは床や壁の素材を汚れや衝撃に強いものにすることをおすすめします。また、汚れだけでなく、クッション性が強い床だと転んだ時にもケガしにくくなるでしょう。小さい子供は大人でも予測不能な行動をすることが多いので、そのような対策をしておくと安心して過ごせます。
子育てママに人気の間取りとは
これまで紹介した子育てに適した間取りのアイデアですが、これ以外にも子育てを快適に行うための工夫は存在するのです。ではここで、実際に子育てママに人気のある間取りの例を紹介していきます。どのような間取りで、どのような使い方ができるのかを参考にしてみてください。
広々としたオープンなLDK
LDKを広く見せるためには、リビングとキッチンを一体化させ一つの大きな空間として活用することが重要です。そのためにはデザインを統一し、家具の配置なども部屋の端から端まで視線が抜けるよう意識すると、より開放感のある空間となります。
また、リビングに吹き抜けをつくることで2階エリアとも空間がつながるので、部屋全体が明るく広々としたスペースになるでしょう。
カウンターキッチンであればダイニングテーブルを隣接することで家族でのコミュニケーションも頻繁にとれるだけでなく、子供が学校に通う年齢になっても朝食タイムがスムーズになります。ライフスタイルに合わせてLDKの使い方も変えていきたいものです。
ランドリールームのある便利な洗面所
背免除に選択専用のランドリースペースを設置することで、下着や靴下といった普段よく使うものを収納することができます。整理整頓ができるだけでなく、家事を効率よくできるようになるのであると便利な設備です。
室内物干しや浴室乾燥が備わっていれば乾いた洗濯物をそのまましまうこともでき、子供にお手伝いをしてもらうことで成長を促すことにも役立つので、このようなランドリースペースを設ける家庭は増えています。
一方洗面台の高さを子供でも使用できるものにしたり、洗面所自体をリビングやキッチンと隣接するというアイデアも有効的です。子供が小さいうちは常に親の目の届くところに子供がいれば安心なので、家事の動線を改善する目的だけでなく、子育てを快適に行うためにも洗面所の間取りは工夫したいところですね。
使い勝手のよい共有スペース
リビングに親と子の共有スペースをつくることで、子供が本を読んだり宿題をしている時に、同じスペースで在宅ワークを行ったり趣味に時間を費やすことが可能となります。小さな子供はできるだけ親と一緒に過ごしたいので、そのようなときに親子の共有スペースがあると大人も子供も安心でしょう。
共有スペースはリビングの一角につくったり、2階の空いたスペース、リビング階段の下などどこにでもつくることができます。使用しないときはスペースを空けておけるようにすると部屋を圧迫することもないため、狭く感じることもないでしょう。
>まとめ
家族が増えるタイミングで今住んでいる家のリノベーションを検討する人は多いです。そのため、現在の間取りでは少し窮屈であったり、部屋の数が後々足りなくなってしまうといった問題を解決するために、リノベーションという選択肢は有効的な手段といえるでしょう。
ぜひ、これから子供が産まれる、家族が増えたという方は、これからの生活をさらに快適にするためにリノベーションという選択をしてみてはいかがでしょうか。リノベーションは間取りを自由につくり変えることができるため、これから始まる子育てをより良いものにしてくれますよ?
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