令和は中古住宅+リフォームがトレンドになる理由|千葉県の戸建てリノベーション事例
ライフスタイルが大きく変化している令和時代、住宅市場の中で中古住宅を購入してのリフォーム・リノベーションが増えています。
今回は中古住宅リフォームがトレンドになりつつある理由や購入時にチェックすべきポイント、費用を安く抑えるコツなどを解説します。
これから住まい探しに取り組む方は、新築と比較する材料としてチェックしてみてください。
目次
■令和は中古住宅+リフォームがトレンドになる理由
■リフォーム済み中古住宅はお買い得?
■費用も分かる中古住宅リフォーム実例
■中古購入+リフォームでチェックすべきポイント
■中古住宅リフォームを安く抑えるコツ
■令和は中古住宅+リフォームがトレンドになる理由
まずは令和時代の住宅事情をふまえて、中古住宅リフォームが増えている理由を見ていきましょう。
・住宅ローンの返済負担を減らせる
2020年は「住宅ローンが払えない」というニュースや記事を見かけた方も多いのではないでしょうか。好景気の時に組んだローンが、ボーナスの減額や賃金カットによって破綻してしまった方が増えたということのようです。
こうした事情を踏まえ、費用総額を抑えられる中古住宅リフォームに注目が集まっています。新築の50%前後に費用を抑えられることも多く、余裕を持った返済計画を立てることができるのが中古住宅リフォームのメリット。
・物件数が多く人気エリアで見つけやすい
駅前など利便性が良く人気のエリアはほとんど家で埋まっているため、土地を探すのは簡単ではありません。しかし高齢化によって空き家率が上昇している現代、中古住宅なら人気エリアでも希望に合った物件を見つけやすくなります。
新築にこだわると立地条件に妥協せざるを得ないエリアでも、中古+リフォームなら良い物件に出会えるかもしれません。年々空き家率が上昇していく令和時代は、さらに中古住宅のメリットも大きくなりつつあります。
・国がリフォーム市場を推進している
地球規模で環境保護が求められている令和時代、日本政府としても中古住宅のリフォームを推進する方針を発表しています。
少子高齢化が進行して住宅ストック数が世帯数を上回り、空き家の増加も生ずる中、「いいものを作って、きちんと手入れして、長く使う」社会に移行することが重要であり、政府としても、既存住宅流通・リフォーム市場の環境整備を進めていきます。
無駄な廃材を出さず地球環境を守ることは、わたしたちはもちろん子供たちの未来を守ることにもつながります。
一昔前は「中古住宅に住むのは恥ずかしい」というイメージもありましたが、これからの時代はむしろ立派な取り組みといえるでしょう。
■リフォーム済み中古住宅はお買い得?
中古住宅+リフォームを検討する際、リフォーム済み物件と悩む方も多いようです。結論としては、長く暮らす住まい探しの場合は購入後に自分でリフォームする方がおすすめ。
リフォーム済み物件は購入後すぐに住めるのがメリットですが、建物とリフォームの価格が混ざってそれぞれの価値が見えにくいです。一見セット販売の方がお得に見えますが、職人さんの手間や材料の原価は変わらないため実際にお得なケースも少ないです。
リフォーム済みの間取りがライフスタイルにあっていれば問題ありませんが、できれば自分たちに合わせて設計したほうが住みやすくなります。しっかり暮らしやすい住まいを検討するなら、購入後のリフォームを検討してみてください。
■費用も分かる中古住宅リフォーム実例
中古住宅リフォームの参考になる、一戸建てのリフォーム事例の内容や費用をご紹介します。
リフォーム範囲やデザインなどと合わせて参考にしてみてください。
事例①
費用 | 1,300万円 |
工期 | 4か月 |
築年数 | 40年 |
工事面積 | 113平米/34坪 |
築40年の内外装は大きな劣化は無いものの、使い勝手やデザイン面であまり良い状態ではありませんでした。
内装は骨組みを活かしながら、間取り変更も含めて現代のライフスタイルにマッチさせていきます。
リフォーム後はダウンライトがおしゃれなLDKなど、モダンスタイルの内装に。古い部分は無くなり、新築同様の仕上がりです。
収納や建具なども新しいものに一新し、使い勝手もばっちり。
事例②
費用 | 900万円 |
工期 | 5か月 |
築年数 | 30年 |
工事面積 | 80平米/24坪 |
リフォーム前は水回りや収納設備の使いにくさが目立つ状態でした。
骨組みを残して一度解体し、断熱層や給排水管など目に見えない部分もしっかりリフォームしていきます。
リフォーム後はスタイリッシュな壁面収納やリビング階段がおしゃれな、モダンスタイルの空間に生まれ変わりました。
外観も基本的な形はそのままに、シンプルでおしゃれなデザインに。築30年の住まいには見えませんね。
■中古購入+リフォームでチェックすべきポイント
リフォーム用の中古住宅を購入する際、チェックすべきポイントを解説します。
・築年数
中古住宅の築年数については、特に以下の基準でチェックしてみてください。
- ・築20年前後:窓ガラスや断熱材などの省エネ性能
- ・築30年前後:給排水管の交換が必要になる年数
- ・築40年以前:1981年以前の旧耐震基準で建てられている可能性が高い
リフォーム費用に大きく影響するため、年数に応じて上記のポイントに注目してみましょう。例えば旧耐震基準で建てられている家は耐震性が不足しているケースがあり、耐震改修費用が掛かる可能性があります。販売価格が安くても、実際にリフォームしてみたら総額が膨れ上がるケースも。
・セットバック
昔ながらの住宅街で道路の幅が4メートル未満の場合、セットバックと呼ばれる措置で使える土地が制限される可能性があります。
将来建て替えの際に土地が減ってしまうケースもあるため、購入する際はリスクも踏まえて検討することが大切です。古い住宅地の中の物件を検討する際は、セットバック要件にかかっていないかチェックしましょう。
・周辺環境
新築分譲と違い、中古住宅はすでに形成されている近隣コミュニティなど周辺環境のチェックも重要です。自治会やゴミ出しのルール、隣近所に住んでいる方同士の関係性は、実際の生活に大きく影響します。
ゴミ置き場が片付いているか、放置された空き家が周辺にないかなど、物件の周辺環境も広くチェックしてみてください。
■中古住宅リフォームを安く抑えるコツ
新居の暮らしやすさは犠牲にせずリフォーム費用を安く抑えるための、ちょっとしたコツをご紹介します。
・補助金/助成金の活用
中古住宅のリフォームでは、国や自治体が用意している補助金や助成制度を活用することができます。
- ・耐震改修
- ・バリアフリー化
- ・省エネリフォーム
上手に活用することでリフォーム費用を節約することができますので、積極的に活用しましょう。一般の方が自分で調べて手続きするのは難しいので、補助金活用サポート体制のある施工店に相談してみてください。わたしたちRenoBASE8も補助金や所得税控除を受けるためのサポートを行っています。
・理想の間取りに近い家を探す
中古住宅リフォームはライフスタイルに合わせた間取り変更も一般的ですが、理想の間取りに近いほど費用を抑えることができます。
壁や柱の位置変更が少ないほど材料や作業を減らせるため、リフォーム総額も節約できます。特に水回りの移動は多くの費用が掛かるポイントなので、交換のみで暮らしやすい間取りを探してみるのがおすすめです。
・事前調査をしっかり行う
リフォームの見積もりを取るときは、事前の現地調査をしっかりすることで、後の増額による予算オーバーを防ぎやすくなります。
リフォームは新築と違い、実際に解体してから劣化が見つかることが少なくありません。見積もりに無かった補修が増えると、結果的に予算オーバーにつながってしまいます。
一番安い見積もりの業者を選んだら、いざ工事が始まって追加ばかりでトラブルに発展してしまうケースも見受けられます。中古住宅リフォームでは、事前調査をしっかりする業者を選んで費用を安く抑えましょう。
■まとめ:中古住宅のリフォームもRenoBASE8にご相談ください
費用を抑えて理想のマイホームを手に入れられる中古住宅+リフォーム。
中古住宅の流通はこれからも増えていきますので、住まい探しの選択肢としてぜひ積極的に検討してみてください。
RenoBASE8は千葉・茨城に複数のショールームをご用意していますので、これから購入するお住まいのリフォームもお気軽にご相談いただけます。図面をお持ちいただければ、予算の目安や間取りのアドバイスもできますので、検討中の中古物件の相談もどうぞ♪スタッフ一同お待ちしております。