リフォームを計画する上で、基になることは、リフォームで解決したい問題点を明確にすることと、リフォームにかかる費用です。
予算内で、どの程度までのリフォームができるのか、または、希望するリフォーム内容では、どの程度の費用が必要なのかということが、気になるポイントなのではないでしょうか?
リフォームの費用は、希望するリフォームの内容だけでは、概算がわかりません。現在の住宅の状況によって、希望に沿ったリフォームにするための工事内容が変わってくるからです。予算の上限なくリフォームができるという幸運な人は、それほどいないはずです。ほとんどは、リフォームにかけられる予算の上限が決まっているはずです。
どのタイミングで、おおよその見積もりが出てくるのか、RenoBASE8でのリフォームの流れの中で確認していきましょう。
モデルハウス・ショールーム見学…リフォームへのイメージを得る
住宅を新築する場合には、新築住宅のモデルハウスを見学しますが、リフォームの場合には、リフォームをした住宅を見学します。
RenoBASE8では、リフォームを希望されるお客様に、リノベーションして生まれ変わった築40年の住宅をモデルハウスとしてご覧いただいております。場所が牛久なので、交通の利便性が良くない場合には、千葉と茨城にある7か所の体感型ショールームにお出で頂けます。
リフォーム内容に対する希望を、具体的な例を見ることで、ご家族の中で整理することと、リフォーム後の新しい暮らしをイメージするこができます。見学しながら感じた疑問は、その場で、常駐しているプロのリフォームアドバイザーから説明を受けられます。
現場調査
希望するリフォームを実現するために、現在の家の状況を確認します。床下、小屋裏、外壁、屋根などを調査し、経年劣化している部分を確認する為です。リフォームでは、間取りを変える、外装や内装を修復するなど、目に見える工事と並行して、耐震性、断熱性を高める工事も同時にしなくてはならないからです。
床下調査:基礎のひび割れや錆び、床下の湿度の高さ、配管からの水漏れ、断熱材の有無や劣化具合、シロアリ被害の有無などを確認するために行います。
小屋裏調査:雨漏りの有無、屋根下地、壁下地の状態、断熱材の有無、ある場合には、暑さと劣化状態、筋交いの有無 ある場合には、厚みと金物などを確認するために行います。
外壁調査:紫外線や雨風、気温の変化によるひび割れや、チョーキング(表面に白い粉が発生している状態)、塗装剥離など、雨水が構造部に浸透している恐れのある現象の発生を確認するために行います。
屋根調査:屋根材の欠けや割れ、瓦屋根の場合は瓦のずれ、鉄部の錆び、屋根材の重さ、防水シートの状態などを確認するために行います。
この他にも、必要に応じて、適切な調査を行います。
耐震補強の必要性
築年数の長い住宅は、現在の耐震基準を満たしていない住宅が多くあることに加えて、経年劣化によって、構造部の腐朽シロアリ被害などが発生している恐れがあります。その為、現在の状況により、耐震補強の為の工事の内容が変わってくるため、調査をします。耐震補強をすることで、大地震が来ても安全安心な家に生まれ変わります。
断熱改修が作るくらしやすさ
近年、日本の住宅の断熱性は向上し、暖かい家が増えています。しかし、築年数の長い家では、断熱性の低い家がほとんどです。リフォームを計画するお客様の中には、家の中が寒いので改善したいという方も少なくありません。リフォームの際に断熱改修をすることで、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる居心地の良い環境の家に生まれ変わります。
現場調査報告書と内容についての説明とリフォーム内容についてのヒアリング→プレゼンテーションと概算見積り
様々な調査で明確になった現在の住宅の状況を、説明します。住宅の劣化は、外壁の変化のように、目に見える部分だけではありません。床下や構造部のように、日常生活では目に見えない部分に、深刻な問題が発生していることもあります。目に見えない部分であり、現状において、日常生活に支障をきたしているわけではないことが多いので、わかりやすくお伝えします。
例えば、冬になると冷える、夏は2階が暑いというような暮らし難さがある場合、住宅の断熱性に問題があります。新築時に、断熱性を高くしていなかったというケースもあれば、床下や、小屋裏に貼られていた断熱材が経年で剥がれ落ち、断熱性が低下してしまったというケースもあります。その場合には、リフォームに際して、断熱改修をすることで、室内の温度を快適に維持できるようになる、その結果、最低限の冷暖房で適温が維持できるようになるので、光熱費を抑えられるようになるといったことを説明します。
家の中が片付かないというような暮らし難さがある場合には、家族の暮らし方に合わせた動線を備えた間取りと、家族構成と動線に合わせた収納をご提案します。
部屋が暗いというような暮らし難さがある場合には、窓の位置とサイズを変える、吹き抜けを設ける、陽射しを通すランマを設ける、ドアなどの建具に陽射しを通す建材を使うなどをご提案します。フルリノベーションであれば、窓の位置や大きさも自在に変更することができます。
その後は、プレゼンテーションと見積りに進みます。現場調査報告書と内容とリフォーム内容についてのヒアリングを基に「プランニング図」と「3Dパース」が作成されます。この際、リフォーム完成後の状態を具体的に感じる為の説明を受けます。この段階で、初めて見積金額が提示されます。提案されたリフォーム内容に満足し、見積り金額に納得がいった場合には、設計申し込みへと進みます。
設計申し込み後の流れ
ここからは、具体的な打ち合わせが始まります。間取り、外装や内装に使う建材の種類や色、住宅設備機器のメーカーやグレードなど、新築住宅と同じように、住宅に必要な要素の詳細について話し合いながらリフォームプランを進めます。リフォームプランの話し合いと並行して、専門の耐震診断士、住宅エネルギー設計技術者による「耐震調査」「断熱調査」を実施します。どちらも長く快適に安全に過ごせる家にするための大切な調査です。
リフォームプランの話し合いがまとまり、プラン・内装・設備などの仕様が決まった時点で、と、詳細見積りが提出されます。リフォームプランの話し合いは、納得がいくまで続けられます。リフォームプランと、詳細見積りがどちらも希望に沿う内容であった場合には、契約に進みます。
契約後はいよいよ着工です。フルリノベーションの場合には、4カ月以上かかることが多いので、その間の仮住まいが必要です。家財道具が多い場合には、トランクルームや、引っ越し業者などの手配も必要です。リフォームプランの話し合いをしている期間に、契約後の仮住まいをする場所を、探しておく必要があります。
仮住まい中は、住民票を移動する必要はありませんが、郵便物の転居届は手続き、電気、ガス、水道などの光熱費の使用停止手続きが必要です。
着工後は、見えなかった部分の腐朽部分や、柱や梁、筋交いの位置を確認する解体現場時の立ち合いと、耐震補強箇所、断熱箇所の施工状況を確認する構造現場立ち合い、仕上がりを確認する竣工現場立ち合いをしたのち、竣工検査が行われます。その後、最終的に完成現場立ち合いをして、設備機器などの使用説明を受けた後、引き渡しが行われます。
RenoBASE8は、工事が終わってからが本当のお付き合いと考えております。メーカー保証に加えて、部位に応じた最大10年の自社保証を設けているほか、定期訪問を実施しております。
RenoBASE8のリフォームの施工事例をご覧ください。
リフォームやリノベーションを検討し始めると、どのくらいに期間と費用がかかるのだろう?工事中はどうやって生活するのかしら?など、様々な疑問が出てきます。どんなことでも、どうぞご相談ください。大事な持ち家を大切にしながら、より暮らしやすい家にすることが、RenoBASE8の基本です。より良い暮らしができる家にしたいという想いを叶えるお手伝いをさせてください。