リフォーム初心者のあなたに贈る『耐震リフォームの教科書』

大切に長年住み続けてきた我が家。これからも大切に住み続けたいですよね。そのためには、メンテナンスが欠かせません。ある程度の築年数が経っている場合、地震に耐えられるだけの強度を備えていない場合があります。いつ起こるかわからない地震によって、大切な我が家を失っては大変です。

今後リフォームをしていく予定、という方は耐震リフォームも合わせて検討していきましょう。暮らしと家族を守る大切な決断です。今回は、耐震リフォームに関する気になる情報をまとめました。

 

コラムのポイント
・地震は私たちの暮らしを破壊するだけでなく、多くの命までも奪い去ります。いつどこで発生するかからない分、どこに住んでいたとしても耐震工事や補強工事は必要です。
・建物の状態や築年数、工事内容、工法によって異なりますが、床から壁、屋根まで全てを耐震リフォームする場合、約100万円~150万円かかります。
・地震はいつ起こるかわかりません。安心して老後の生活を送るためにも、壁や床、基礎、屋根の耐震リフォームをしておき暮らしの備えをしておきましょう。

 

目次
◼ 『耐震』工事は必要?
・地震の危険性
・築年数で変わる安全性
◼ 耐震リフォームにかかる費用
・費用相場
・補助金や減税制度の活用
◼ 耐震リフォームで行う工事内容
◼ 耐震リフォームの流れ
◼ 耐震リフォームで安心の老後を

 

『耐震』工事は必要?

そもそもリフォームをするのに、耐震工事は必要なのでしょうか。

地震の危険性

何度も私たちの暮らしを直撃し、大きなダメージを与えている地震。島国の日本では、頻繁に地震が発生しています。いつどこで地震が起こるのかわからない、というのが現状です。

地震は私たちの暮らしを破壊するだけでなく、多くの命までも奪い去ります。いつどこで発生するかからない分、どこに住んでいたとしても耐震工事や補強工事は必要なのです。

築年数で変わる安全性

1981年6月以前に建てられた建物は、旧耐震基準によって建てられています。この旧耐震基準で建てられた建物は耐震性が低く、阪神淡路大震災や熊本の震災、新潟県中越地震など多くの震災で倒壊や半壊などの被害を出しました。そのため、旧耐震基準で建てられた家は、新しく建てられた家に比べて耐震強度が低くなります。

私たちの暮らしや生命を守るためにも、旧耐震基準で建てられた家や耐震性が不安な家は、耐震診断が必要なのです。

 

 

耐震リフォームにかかる費用

耐震リフォームにかかる費用は、建物の状態や築年数、工事内容、工法によって異なります。

費用相場

耐震リフォームの費用相場は、どこの工事をするかによって異なります。

外壁・内壁部分 10〜15万円
屋根部分 1.5万~2万円/㎡
基礎部分 4万~5.5万円/㎡

床から壁、屋根まで全てを耐震リフォームする場合、約100万円~150万円を想定しておくと良いでしょう。

 

補助金や減税制度の活用

耐震診断同様、耐震リフォームでも多くの自治体が補助金を設けています。

耐震リフォームを行った人を対象とした『耐震改修促進税制』では、所得税額の特別控除や固定資産税額の減額措置を定めています。自治体に証明書を発行してもらうことで耐震改修費用の10%相当額が所得税から控除されたり、建築士事務所登録のある事業所で証明書を発行することで、固定資産税が半額になったり、様々な制度が設けられています。

自治体によって補助内容は異なるので、あらかじめ問い合わせておくと良いでしょう。

 

 

 

耐震リフォームで行う工事内容

耐震リフォームでは、壁や屋根、基礎部分対して様々な工事を行います。

柱を入れ替える

古い柱を新しい柱に入れ替えます。また、築年数が古いと現行の耐震基準に対して柱が少ない場合があるため、柱を増やすこともあります。

柱を金属で固定する

地震の横揺れに耐えるため、柱と柱の間に新しい金具を入れて固定します。

外壁を補強する

今の壁材を撤去して、新しく強度のある壁材を設置する場合と、今の壁材にさらに強度のある壁材をあてがう場合とがあります。家をぐるりと囲んで強化することができます。

耐力壁を設置する

壁そのものが耐震性の高いものを設置することで、耐震性を向上することができます。既存の壁と交換するだけなので、価格を抑えることができて人気があります。

屋根を軽量化する

今の日本瓦を、防災瓦や金属瓦に交換します。基礎や柱にかかる負担を抑え、瓦の飛散や落下防止にも役立ちます。

 

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耐震リフォームの流れ

耐震リフォームのお申し込みから完結までを見てみましょう。

① 耐震診断を申し込む

耐震リフォームを考えている場合、まずは耐震診断に申込みましょう。

お申し込みはこちら

② 耐震診断を受ける

以下の流れで、耐震診断を受けます。

⒈予備調査
耐震診断に必要な情報を得るために行います。

・建物概要の確認
所在地、設計者・施工者、用途、設計・竣工年、延床面積、建築面積、階数、使用状況、増改築履歴など
・関係書類の確認
確認申請書類、設計図・構造図、検査済証構造計算書、地盤調査資料など

⒉現地調査
現地に赴き実際に目で見て調査を行います。

・図面の照会
図面と建物の照らし合わせ
・外観調査
ひび割れ、破損など
・敷地内・周辺調査
敷地の傾斜、地盤の状態など

③ 耐震リフォーム計画を立てる

耐震診断の結果をもとに、改修が必要な場所を確認します。リフォームを検討中の方は、合わせてリフォーム計画も立てていきましょう。

④ 耐震リフォーム費用の見積りを依頼する

耐震リフォーム計画をもとに、かかる費用の見積りを出してもらいます。あらかじめ予算や希望を細かく伝えておくと、段取り良く進めることができます。

見積りに関する疑問点は、都度確認するようにしましょう。

⑤ 着工

耐震リフォーム工事のスタートです。

 

 

耐震リフォームで安心の老後を

今はまだ必要ない…と思っていても、地震はいつ起こるかわかりません。安心して老後の生活を送るためにも、耐震リフォームをしておき暮らしの備えをしておきましょう。

 

 

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