牛久の冬を越える床暖房のリフォームで冬でも快適に暮らそう!
床暖房は家を建てるときに設置するものだと考えられがちですが、リフォームで後から設置することも可能です。
今回は床暖房のメリット・デメリット、リフォームするときの注意点などについて詳しく解説いたします。
茨城県牛久市で床暖房のリフォームを検討している人は、この記事を参考にしてください。
目次
■床暖房の種類
■床暖房のリフォーム方式
■床暖房のメリット
■床暖房のデメリット
■床暖房をリフォームするときの注意点
■断熱性の低い家の床暖房
■まとめ
床暖房の種類
床暖房は大きく分けて以下の2種類に分類されます。
まずはそれぞれの特徴を知っておきましょう。
電気式床暖房
電気式床暖房は、名前のとおり電気を熱源として床を暖める床暖房です。設置が比較的簡単であるため、短期間で工事が完了します。
温度調整が簡単にできるというメリットがありますが、温まるのに時間がかかる、光熱費が高くなる、といったデメリットもあります。
キッチンや洗面所など、短時間いる場所での設置がおすすめです。
温水床暖房
温水床暖房は、ガスや灯油などで温水を作って、パイプの中を循環させることで床を暖める床暖房です。
電気式床暖房と比べて温まるのが早く、光熱費も安くなりますが、設置費用が高額になります。
リビングなど長時間いる場所での設置がおすすめです。
床暖房のリフォーム方式
床暖房のリフォーム方式は以下の2つがあります。
どちらの方法が自分の家に合っているのかを考えてみてください。
上張り方式
既存の床に床暖房を設置して、上から床材を張り付ける方法です。
施工費は1畳でだいたい5万〜8万円程度で、工事はだいたい1日〜2日で完了します。
リフォーム後は床の高さが1〜2cm程度高くなるため、支障が出ないかあらかじめチェックしておきましょう。
張り替え方式
既存の床材を剥がして床暖房を設置する方法です。
床材を剥がす工程があるため、和室から洋室へのリフォームなども一緒にすることができます。
工事はだいたい3日〜4日程度で、場合によっては1週間程度かかることもあります。
上張り方式よりも料金が高額になるため、業者に見積もりを依頼してからリフォームを検討するようにしましょう。
床暖房のメリット
床暖房の大きなメリットは以下の5つです。
足の冷え性に効果的
床暖房の1番のメリットは、足元を温められることです。
暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、上に行きやすくなっています。そのためエアコンやヒーターなど温風を出すタイプの暖房器具では、足元が温めにくくなっているのです。
床暖房であれば足元から部屋を暖めることができるため、足の冷え性に悩む人にも効果的です。
部屋全体が温まる
エアコンやヒーターは一定の場所から温風を出すため、部屋全体を温めることはできません。
しかし床暖房は、床面から温かい熱が上に移動する「自然対流」、床に足が触れることによって感じる「熱伝導」、赤外線の熱による「ふく射熱」の3つによって、部屋全体を温めることができます。
メンテナンスが不要
床暖房は構造が単純であるため、基本的にメンテナンスが不要です。寿命も30年〜50年であるため、1度設置してしまえば無駄な手間をかけずに利用し続けることができます。
空気が汚れない
エアコンやヒーターは温風によって空気を汚してしまうため、頭痛や咳などの原因になることもあります。また乾燥によってドライアイや肌の乾燥にもつながります。
しかし床暖房は温風をださずに部屋を温めることができるため、部屋の空気を汚すことがありません。
そのため、喘息がある人でも気兼ねなく床暖房を利用することができます。
安全で場所をとらない
床暖房は、ストーブやヒーターと違って設置する場所が不要です。コンセントなども使用しないため、子供や高齢者がつまずく心配もありません。火事などの危険性もないため、安全性が高いと言えます。
床暖房のデメリット
床暖房のデメリットは以下の2つです。
リフォーム後に後悔しないために、デメリットも頭に入れておきましょう。
温まるのに時間がかかる
床暖房は電気式でも温水式でも温めるのに時間がかかります。住んでいる地域や家の構造にもよりますが、だいたい1時間程度は必要です。
ただし、床暖房にはタイマー予約が可能である機種が多いため、起床時や帰宅時の1時間前にあらかじめタイマー予約をしておくと、ストレスなく快適に床暖房を利用することができます。
修理費が高い
床暖房に不具合が生じてしまったときは、床材を剥がして確認しなければなりません。どこかの部品が故障していたら新しい部品と入れ替える必要があるため、さらに修理代がかかってしまいます。
場合によってはリフォーム工事費用と修理費用と合わせて50万以上になることもあります。
床暖房をリフォームするときの注意点
床暖房をリフォームするときの注意点についても解説しておきます。
設置範囲を考える
基本的に床暖房は、家の床全部に設置するものではありません。床面積の5〜7割程度設定すれば、十分に暖房効果が発揮できるからです。
家具の下などは床暖房は不要であるため、リビングなど日常的に生活する場所に床暖房を設置するようにしましょう。
床材は熱に強いものを選ぶ
一般的な家庭で使用されているフローリングには、耐熱性がありません。熱に弱い床材を使用してしまうと、反り返りやひび割れが生じる可能性があります。リフォーム業者の人と相談しながら、耐熱性があって熱を伝えやすい床材を選ぶようにしてください。
床暖房の部分に段差が生じる
上張り方式で床暖房を設置する場合は、床暖房の部分に段差が生じてしまいます。段差でケガをすることがないように、クッション材などで段差をなくすようにしましょう。
床材の処分費用がかかる
張り替え方式で床暖房を設置する場合は、床材を剥がす必要があります。床材は一度剥がすと再利用ができなくなるため、床材の処分費用と新しい床材の費用が別途かかることになります。
床材に色のムラが生じる
張り替え方式で部分的に床暖房を設置する場合は、新しく張った床材と既存の床材で色のムラが生じてしまいます。リフォーム業者と相談して、できるだけ色のムラが目立たないような素材を選ぶようにしましょう。
断熱性の低い家の床暖房
家自体の断熱性が低い場合は、床暖房のリフォームはおすすめしません。床暖房を設置しても、窓やドアの隙間から冷気が入ってきて部屋を温めづらくなってしまうからです。
床暖房を設置する前に、壁に断熱材を入れたりサッシの取りかえなどのリフォームを先におこないましょう。
まとめ
床暖房は足元を温める暖房器具だと思われがちですが、実際は部屋全体を温める効果があります。
この機会に床暖房のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
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