洗面台をリフォームして快適な暮らしを!
洗面台のリフォームは、キッチンやリビングと比べると重要視されません。
しかし、洗面台は家族全員が利用する場所であるため、使いやすくしておく必要があります。
今回は、洗面台のリフォームでできること、リフォームで失敗しないために知っておくべきポイントについて詳しく解説します。
洗面台のリフォームを考えている人は、この記事を参考にしてください。
目次
■洗面台のリフォームでできること
■洗面台のリフォームで考えるポイント
■洗面台の設置タイプ
■洗面ボウルの設置タイプ
■まとめ
洗面台のリフォームでできること
洗面台のリフォームは以下の2つのパターンに分けられます。
洗面台の交換
1つ目は、洗面台の部分を交換するリフォームです。
洗面台の収納スペースを広くしたり、新しい洗面ボウルを設置したりすることで、デザイン性と機能性の両方をランクアップさせることができます。
場合によっては壁の下地の入れ替えが必要になりますが、だいたい1日でリフォームが完了します。
内装工事
2つ目は、内装工事による洗面空間ごとのリフォームです。
洗面空間をまるごとリフォームするため、洗面台や洗濯機の位置までも変えることができます。
そのため洗面台を交換するだけのリフォームより、よりデザイン性と機能性を高められます。
工期はだいたい1日〜4日ほどかかり、工事中は洗面所だけでなく、お風呂や洗濯機も使えなくなるので注意してください。
洗面台のリフォームで考えるポイント
洗面台のリフォームを考えるときに抑えておくべきポイントについて解説します。
洗面台の幅・高さ
洗面台の幅をしっかり計算しておかないと、余計な隙間ができたり、設置したい洗面台が入らないなんてこともあります。リフォームする前に、どのような大きさのものを置くのかを考えて、完成イメージを明確にしておきましょう。
また洗面台は毎日使うため、身長にあった適切な高さにしなければなりません。洗面台が低すぎると、腰を痛める可能性が高くなります。反対に洗面台が高すぎると、顔を洗ったときに水が腕を伝って床に落ちたり服が濡れたりしてしまいます。家族全員が快適に使えるような高さを考えてください。
洗面台の広さ
洗面台は家族全員が利用するため、朝などの忙しい時間には家族渋滞が起こることもあります。複数人が一緒に利用できるように、ある程度洗面台の広さを確保しておくと良いでしょう。
収納スペース
リフォームで洗面台を大きくすることで、収納スペースが削られてしまうことがあります。洗面台は、タオルやパジャマ、下着、シャンプー、掃除用品など、さまざまなものを収納する場所です。リフォーム後に収納場所がなくならないように、洗面台の大きさと収納スペースのバランスを考えましょう。
照明・鏡
洗面台で身支度を整える人は多いと思います。朝でも夜でも自分の姿がはっきり見えるように、洗面台の鏡の大きさと照明の位置を考えるようにしてください。
また大きな窓を設置すれば、太陽の光を照明代わりにすることもできます。周りに障害物が多く光が入りにく場所であれば、天窓を設置すると良いでしょう。
コンセント
洗面所では、ドライヤー、アイロン、扇風機など、場合によっていろいろな器具を利用します。一度に全部利用することはありませんが、家族で住んでいるとコンセント1つだけでは足りなくなることがあります。少なくともコンセントは2つ以上設置しておくのがおすすめです。
壁や床
洗面所がお風呂場と一緒になっている家も多いと思います。お風呂の湿気でカビや臭いが発生しないように、壁や床の素材にも目を向けましょう。
また、洗面所にはエアコンがついていないことが多く、夏は暑くて冬は寒くなることがあります。住んでいる環境によっては、断熱素材のあるものを選ぶことも必要です。
水栓
水栓にもさまざまな種類があります。
最近では、手をかざすだけで水が流れる自動水栓が注目されていて、衛生的で節水にもつながります。ただ、センサーの反応が悪いとストレスを感じたり、水量や温度調整にボタンを押す必要があるため、少なからずデメリットも存在します。
洗面ボウルとの相性や、自分の生活スタイルを考えて、家の洗面台に適した水栓を選ぶようにしましょう。
掃除のしやすさ
水回りは定期的に掃除をして清潔にしておかなければなりません。デザイン性を重視しすぎて、掃除が大変な洗面台にならないようにしましょう。
例えば、小さな洗面ボウルはおしゃれに感じますが、水が外にはねやすく、そのたびに拭かなければなりません。
また、おしゃれに見える素材でも、ホコリが溜まりやすかったり、カビが生えやすかったりするものもあります。
あくまで機能性を優先に考えて、そのうえでデザイン性を考えるようにしてください。
洗面台の設置タイプ
洗面台のタイプは、以下の3つに分けることができます。
ユニットタイプ
一般家庭によくある、据え置き型の洗面台です。
特徴は、洗面ボウルに鏡、照明、コンセント、収納などが1つになっていることです。また最近は組み替えられるものも多いため、広さに合わせて設置の仕方を変えることができます。
比較的安く購入できるため、費用を抑えたい人におすすめです。
システムタイプ
ひとつひとつの必要なパーツを、自分の好きなように設計できる洗面台です。そのため、家の雰囲気に合った洗面台を作れば、家に一体感が生まれます。
また、年配者がいる家庭であれば、座りながら利用できるように洗面台の下に隙間を作ったり、子供のいる家庭であれば、水はねしないように大きな洗面ボウルを設置したりと、機能面を向上させることもできます。
ただ、ユニットタイプの洗面台と比べると、費用は少し高くなるので注意してください。
カウンタータイプ
パーツを好きなように設計できる洗面台です。システムタイプとの違いは、壁にカウンターのように洗面台を取り付けることです。
カウンターの高さを自由に設定できるのが大きな魅力で、低く設置すれば小さな子供でも利用できるようになります。
ただ、収納スペースを自分で確保する必要があるため、設計段階で業者とよく相談する必要があります。
洗面ボウルの設置タイプ
洗面ボウルのタイプは、以下の3つのタイプに分けられます。
置き型
洗面ボウルをカウンターの上に置くタイプです。
洗面ボウルのデザインがはっきり見えるため、デザイン性も重要視する必要があります。
注意点としては、カウンターの高さを低めにしておかないと、設置したときに思っていたよりも洗面ボウルの位置が高くなってしまうことです。
また、洗面ボウルとカウンターの隙間はある程度の余裕を持っておかないと、掃除が大変になってしまいます。
埋込み型
洗面ボウルをカウンターの中に埋め込むタイプです。
カウンターの高さと洗面台の高さが同じになるため、掃除は比較的簡単にできます。また洗面ボウルが埋め込まれることで、まわりのデザインが強調されやすくなります。
カウンター体型
カウンターと洗面ボウルが一体化しているタイプです。
シンプルなデザインであり、掃除も簡単にできます。ただ、デザイン性に欠けるため、おしゃれなインテリアなどを1つ置いておくと良いでしょう。
まとめ
洗面台のリフォームは、キッチンやリビングよりも優先順位が低くなりがちですが、水回りがおしゃれでキレイだと、快適な暮らしを送ることができます。
ただリフォームをするときに忘れてはならないのは、デザイン性よりも機能性を重要視するということです。
そしてリフォームは自分だけで決めるのではなく、家族の意見も聞いて、家族全員が満足するリフォームプランを考えるようにしてください。
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