古いお風呂のリフォームで注意すべきこと|千葉県の戸建てリフォーム実例
年数の経ったタイルのお風呂は、冬の寒さや目地のお掃除など不便な部分も多いですよね。
今回は一戸建ての古いお風呂をユニットバスにリフォームする際、注意すべきことを解説します。
同時にリフォームを検討したい箇所やお得な補助金制度などもご紹介しますので、お風呂を直す前にぜひチェックしてください。
目次
■タイル浴室の寿命は何年くらい?
■古いタイルのお風呂のリフォーム実例
■古いお風呂のリフォームで注意すべきこと
■お風呂リフォームと同時に検討したい
■古いお風呂なら補助金を使えるケースも
■タイル浴室の寿命は何年くらい?
「在来工法」と呼ばれるタイル張りの浴室は、一般的に30年前後が寿命の目安です。
モルタル下地にタイル張りの浴室は地震の揺れや木材の微妙な歪みでひび割れが出やすく、細かいすき間から水漏れするケースが多いです。長年水漏れが続くと床下の土台が腐食し、シロアリ被害などのリスクが増加してしまいます。
30年経ったら必ず交換しなければいけないわけではありませんが、交換時期の目安として床下や浴室の点検をしてみるのがおすすめです。
- ・浴室内にひび割れが多い
- ・洗面所の床が柔らかくなっている
- ・お風呂に入ったあと外側の基礎が濡れている
上のような症状が出ている場合、少しずつ水漏れしている可能性があります。一度私たち専門店にご相談いただき、プロの診断を受けてみることをおすすめします。
■古いタイルのお風呂のリフォーム実例
実際に一戸建ての古いお風呂をユニットバスに交換したリフォーム実例をご紹介します。
事例①
築60年のタイル浴室は浴槽が小さく、お掃除も難しい状況でした。
床・壁・天井が一新できるユニットバスで、新築同様の気持ち良い浴室に♪
隣接する脱衣所の内装と洗面化粧台も一新し、お掃除しやすい水回りに生まれ変わりました。
■古いお風呂のリフォームで注意すべきこと
・新しいユニットバスのサイズ
ユニットバスは床・壁・天井がワンセットでお部屋のような構造で、サイズが決まっています。タイル浴室からユニットバスにする場合浴室内のサイズが変わるケースが多いため、しっかり確認しましょう。
特に最近のユニットバスは洗面所と浴室の床がバリアフリーになっているため、今より床があがって天井高が低くなるケースが多いです。
天井高が変わると結構印象も変わりますので、メーカーごとのサイズの違いにも注目してみましょう。
・土台の腐食とシロアリ被害
長年使っているタイル浴室は、細かいひび割れからの浸水によって土台が腐食しているケースがあります。
濡れて腐食した木材はシロアリの好物となって狙われやすくなるため、解体してみて土台の劣化が発覚することも少なくありません。
特に年数の経っている古いお風呂をリフォームするときは、必ず土台や柱を補修するための予備日を設けるようにしましょう。
万が一土台補修が発生しても予備日があれば最短日数で済みますが、ギリギリのスケジュールを組むとかえって工事が長引いてしまいます。
・格安リフォームの工事内容
最近はインターネットを中心に格安リフォームが増えていますが、価格だけを追求すると工事がおろそかになってしまう可能性があるので要注意。
例えば解体処分費を削るために古いタイルの一部を解体せず残しても、ユニットバスの壁や床で隠れてしまうので分かりません。排水経路を再利用して水の詰まりトラブルが発生するなど、コストカットしすぎると後に重大な欠陥が発生するケースも多いです。
特に築年数の経ったお風呂は古い部分をしっかりつくりなおすことが大切ですから、見積もりの項目に注目して内容をチェックしましょう。
・浴槽の搬出~搬入経路
タイル風呂の交換で意外と多いトラブルが、大きな浴槽がドア幅より大きく通らないというケース。
頑丈なホーローやステンレスの浴槽はカットが難しく、窓やドアを壊して搬出して補修費用が発生する場合も少なくありません。
解体当日に発覚して追加費用が発生したというトラブルの報告もありますので、見積もりの際にしっかり施工店に確認しておきましょう。
■お風呂リフォームと同時に検討したい
お風呂交換の工事と一緒に検討したい、おすすめのリフォームをピックアップしました。
あとで単体工事すると費用が余計に掛かってしまうことが多いので、ご自宅の状況に合わせて検討してみてください。
・窓の交換
タイルのお風呂をユニットバスに交換するなら、一緒に浴室窓の交換も検討するのがおすすめです。古いお風呂の場合一枚ガラスの窓がついていることが多く、断熱性の高いペアガラス窓に交換すると冬の寒さを軽減できます。
長年使ったサッシは意外と汚れやキズがついている場合も多く、お風呂が新しくなると目立って気になるケースも多いです。一緒に交換すれば工賃が節約できますので、良い機会ですから同時に検討してみましょう。
・給湯器交換
いまの給湯器を10~15年使っているなら、お風呂と同時に交換を検討するのが良いでしょう。給湯器の耐用年数はほとんどのメーカーが10年を想定しているため、壊れていなくても交換に適したタイミングです。
お風呂の工事では必ず水道屋さんが作業しますので、同時に交換すれば工賃をかなり節約できます。
追い炊きや給湯の配管も一新できますので、これから長く使う際の安心感にもつながります。
・洗面所リフォーム
タイルのお風呂をユニットバスにすると入り口のドアも交換になるため、洗面所の壁と床を一部解体して復旧する必要があります。
大工さんと内装屋さんが作業することになりますので、どうせなら洗面所全体も一緒にリフォームしてしまうのがおすすめです。
洗面化粧台もお風呂と同時に交換すれば、同じ工事期間に納めることができます。洗面化粧台も新築時から使っているなら、交換タイミングが来ているはずなので、できれば一緒に検討してみましょう。
・手すりの設置
新しいユニットバスはこれから数十年使うことになりますので、老後を見据えて手すりを設置しておくのがおすすめです。
お風呂工事と同時に手すりを設置すれば少しの工賃で済みますが、数年後に手すりだけつけると職人さんの出張費が余計にかかってしまいます。
浴室への出入り口や浴槽のまたぎ部分など、移動や立ち座りをサポートする位置に手すりを付けておけば、将来も安心してお風呂に入れます。
・水道管の入れ替え
築30年前後経過しているお住まいの場合、お風呂工事と一緒に水道管の入れ替えも検討しましょう。この時代の水道管は基本的に30年使う前提で設計されているため、ちょうど交換時期が来ていることが多いです。
お風呂内の給水管と一緒なら、洗面所やキッチン、トイレの配管も交換しやすく工賃を節約できます。
これから長く暮らすならいずれ必要になるリフォームですので、良いタイミングと考えて検討してみてください。
■古いお風呂なら補助金を使えるケースも
昔のタイル風呂を新しいユニットバスに交換する際、国や自治体が運営している補助金制度を活用できるケースも多いです。
上手に活用すれば工事費用を抑えることができますので、積極的に検討してみましょう。
・介護保険
ご家族に介護認定を受けている方がいる場合、お風呂交換に関わる費用に対して補助金を申請できるケースがあります。
手すりの設置やお風呂入り口のバリアフリー化の最大20万円を対象に、7~9割の補助金が支給される制度です。
・グリーン住宅ポイント制度
国土交通省が運用する制度で、高断熱浴槽や手すりの設置などを対象にポイントを発行し、さまざまな商品と交換できます。
省エネリフォームやバリアフリーリフォームなども広く対象になっているため、お風呂と同時に色々検討してみるのがおすすめです。
・補助金サポート体制のある施工店を選びましょう
上でご紹介した以外にもたくさんの補助金制度がありますが、一般の方がご自分で調査して申請するのは大変です。
補助金活用は私たち施工店のお手伝いが重要になりますので、サポート体制が整っている会社を選びましょう。
私たちRenoBASE8はファイナンシャルプランナーも在籍し、お得な補助金制度もしっかりサポートしています。
■まとめ:古いお風呂のリフォームもRenoBASE8におまかせ♪
長年使った古いタイルのお風呂リフォームは、技術力のある施工店でしっかり長く使えるように仕上げましょう。
価格はもちろんですが、施工店の歴史やサポート体制にも注目してみて下さい。
RenoBASE8は、千葉で創業100年以上の歴史を持つハウジング重兵衛を母体に持つリフォーム・リノベーション専門店です。
千葉県各地のショールームでは実物のユニットバスもご覧いただけますので、ぜひお気軽にご利用ください。