近くの工務店にリフォームを頼むメリット｜千葉県のリフォーム会社が解説
ここ数年はリフォーム需要が増えたことでさまざまな業種が参入しているため、どこに頼むべきか悩みますよね。
最近は大手の専門店やハウスメーカーもリフォームを扱っていますが、できれば信頼性の高い地元工務店に頼むのがおすすめです。
今回は一戸建てのリフォームの依頼先として、大手リフォーム会社・ハウスメーカー・工務店を比較してみたいと思います。
これからリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
■一戸建てのリフォームはどこに頼むべき？
■リフォーム会社と工務店の違い
■近くの工務店にリフォームを頼むメリット
■リフォームする工務店の選び方
■一戸建てのリフォームはどこに頼むべき？
自宅のリフォームで候補に挙がることが多い、3つの選択肢をまずはチェックしてみましょう。
・建てたときのハウスメーカー・工務店
自宅を建てたときの会社が存続している場合、リフォームをお願いする選択肢の一つになり得ます。実際に建てた会社は構造を把握しているため、安心感があるのは大きなメリット。
ただし会社によって細かい補修には対応していても、大掛かりなリフォームには対応していない場合もあります。
また一度見積もりをお願いすると断りにくいケースが多く、相見積もりしにくい点もデメリットといえるかもしれません。
・リフォーム専門店
最近はリフォームだけを扱う専門店の数も増えていて、全国レベルの大手から地域ビルダーまで規模もさまざまです。
リフォームに特化した専門店は、幅広い工事内容と細かなプランへの対応が期待できます。
ただし500万円以下のリフォームは建設業の許可がなくても受注できるため、知識や技術のない業者に当たってしまう可能性があるのは要注意ポイント。
・地元工務店
新築がメインの地元工務店も、最近はリフォームに力を入れているところが多いです。
新築を建てる技術力や知識、職人の質が期待できるのが工務店のメリット。
ただし片手間でリフォームを扱っている会社だと、プラン力やデザイン力は期待できないかもしれません。
■リフォーム会社と工務店の違い
上で挙げた選択肢の中で比較検討することが多い、リフォーム会社と工務店の違いを細かく見ていきましょう。
・リフォーム会社の特徴
最近は大手ハウスメーカー系のリフォーム会社などもありますが、基本的に新築は扱わずリフォームのみ対応する会社のことを指します。
リフォームに特化しているため小さなことから頼みやすく、プランの柔軟性が高い点は大きなメリットといえます。蛇口の水漏れや強風による屋根の破損など、いざというときのトラブルを相談しやすいのもリフォーム会社ならでは。
一方自社職人を抱えているケースは少なく、工事は下請けに発注するので品質面にバラつきが出る可能性も。経営規模の小さい会社だと新人がいきなり担当に付くケースもあり、提案力や工事進行面でつまずく可能性もあります。
・工務店の特徴
新築を扱う工務店は一棟建てる技術力や法規制の知識が期待でき、腕の良い自社職人を抱えている会社が多いのも魅力ポイント。下請けに出す中間マージンがないため、コストパフォーマンスが良いのも大きなメリットといえるでしょう。
工務店を構えるには建設業許可が必須なうえ材料の仕入れなどで資金が必要になるため、ある程度経営規模が大きいのも安心ですね。
ベテランで経験値が高いスタッフが多い傾向もありますが、逆に一昔前のデザインセンスの会社が多い点は好みが分かれるところ。あくまで新築メインで「一応」リフォームもやっている会社だと、細かい工事は断られてしまうケースも少なくないようです。
【結論】リフォーム部門のある地元工務店がねらい目
リフォーム会社・工務店それぞれメリットとデメリットがありますが、リフォーム部門のある地元工務店は両方の良いところを併せ持っています。
工務店としての技術力、リフォーム部門の柔軟な対応力、専門店ならではのデザイン力なども期待できます。
エリアを絞った地元経営なら、全国区の会社のように余計な経費が掛かっていないのもメリットです。
リフォーム会社選びの際は、ぜひ地元工務店の中からリフォームに力を入れている会社を探してみてください。
■近くの工務店にリフォームを頼むメリット
・打ち合わせしやすい
地元密着タイプの工務店は、担当者がいつも近くにいるため見積もりやプランの打ち合わせをしやすいのが魅力ポイント。
細かい部分まで煮詰めることができるため、予算や希望に合ったプランを作りやすくなります。
工事中も現場と監督の連携を取りやすいためスムーズに進行でき、結果的に工期が短くなるのもうれしいメリットです。
・余計なコストが掛からない
リフォームの見積もりには「諸経費」や「現場管理費」などの項目がありますが、近くの工務店ならこのコストを節約できるのもメリットです。
例えば職人や監督の移動時間やガソリン代なども諸経費の一部ですが、近くなら時間も費用も少なく済みますよね。
移動時間が短いと一日の作業時間も長く取れるため、結果的に工期を短く抑えられるのもコストダウンにつながるポイント。
無理なく余計なコストを削減できるのは、地元工務店ならではのメリットといえるでしょう。
・評判をチェックできる
地元で昔から営業している工務店なら、工事の質やスタッフの人柄といった評判をチェックしやすいのも特徴です。
実際に利用した人の評判も、友達や親戚などに聞いてみるとゲットできるかもしれません。
こうした地元の評判はインターネットの口コミより信頼性が高く、会社選びの参考になる情報です。
・技術力がある
新築も扱う工務店は必ず建設業の許可を持っていて、長年お抱えの腕利き大工が居るケースも多く、高い技術力が期待できるのもメリットの一つ。
500万円未満のリフォーム工事は建設業の許可が不要のため、実は届け出をするだけで営業できるのが現状です。インターネットが発達した現代では職人さん集めも難しくないため、技術力の低い個人リフォーム店も少なくありません。
もちろんすべての工務店が「当たり」というわけではありませんが、建設業許可に必要な要件を満たしている以上、最低限の技術力は期待できます。
・素早いアフターフォローが期待できる
家から近い工務店なら、リフォーム工事後に何かあってもすぐに見てもらいやすい点も魅力的です。
リフォーム工事は「完成して終わり」ではなく、その後のメンテナンスやアフターフォローが重要になります。数年後不具合が出て電話したら、いつまでたっても見に来てくれないというトラブルは少なくありません。
近くの工務店なら忙しくても現場移動の合間などに見てもらいやすいため、なかなか来てもらえないということは少ないでしょう。
台風による屋根被害やトイレの水漏れなど、工事した以外の住まいトラブルを相談できるのも心強いですね。
■リフォームする工務店の選び方
地元工務店と一口に言っても、お住まいの地域によってはたくさんの会社があると思います。
長く付き合える優良工務店を探すためのコツや取り組み方をご紹介します。
・ショールームを見学してみる
家の近くに工務店のショールームがあるなら、まずはチェックしてみるのがおすすめです。
ショールームを見れば製品価格や工事費の相場、どんな工程になるかなどリフォームの勉強にもなります。
スタッフの知識レベルや会社の雰囲気などもつかめますので、積極的にショールームを活用してみましょう。
・経営年数/実績を見る
工務店の経営年数や工事実績も重要なチェックポイントです。
長ければ絶対に潰れないわけではありませんが、地元で長く営業してきた実績があると、今後の存続可能性も高いといえるでしょう。
工事件数や実績もチェックし、なるべくリフォームに精通している会社を選んでみてください。
・施工事例やお客様の声を見る
その工務店が実際に工事したリフォーム事例や、お客さんのアンケートやインタビューなどもチェックしてみましょう。
ホームページにこうした事例を公開できるということは、お客さんと工務店が良い関係を築けているという証拠です。もし自分の工事中にトラブルがあったら、お願いされてもホームページに自宅の写真を出したくはないですよね？
会社の信頼性チェックにもなりますので、施工事例や実際のお客さんの声もチェックしてみてください。
・性能面のこだわりをチェックする
リフォームでは設備のグレードや価格などに目が行きがちですが、目に見えない性能のこだわりもしっかりチェックしたいポイント。
特に耐震性や断熱性、床下や天井裏など隠れて見えなくなる部分は、住まいの快適性に大きく関わります。
リフォーム前の事前調査や性能アップリフォームなど、私たち施工店の見えないこだわりにも注目してみてください。
■千葉・茨城のリフォームは、工務店グループの「RenoBASE8」にご相談下い
大切な我が家のリフォームは、しっかりと技術力を持った信頼できる地元の施工店に任せましょう。
千葉・茨城のリフォームなら、エリアに根差した地元営業の「RenoBASE8」にもご相談ください。
わたしたちは明治32年創業の工務店「ハウジング重兵衛」を母体に持つ、リフォーム・リノベーション専門店です。
工務店グループならではの技術力と、専門店ならではの細かな対応でリフォームをしっかりサポートします。
千葉・茨城県内には実際の設備を体感いただけるショールームもございますので、はじめの一歩としてぜひお気軽にご活用ください。
