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家のリフォームの範囲はどうやって決めるべき?

フルリフォーム

リフォームには、部分的なリフォームと、家全体のリフォームがあります。築年数がまだ浅く、部分的なリフォームで、十分に快適な暮らしを維持できる家にできる場合もあれば、現在の状態によっては、部分リフォームでは十分な効果が望めない場合があります。

一方、何とか部分リフォーム1か所で終われば、予算を抑えられますが、家中をリフォームするとなると、高額な予算が必要です。しかし、予算を抑える為に部分的なリフォームを繰り返せば、数年後には家全体をリフォームするより、部分リフォームを繰り返した方が、費用が嵩んでしまっていたということも考えられます。

部分リフォームと全体リフォームを長期的な目線で考えた時、どちらを選ぶべきなのでしょうか?

リフォームしても不満が残るのはなぜ?

リフォームの経験者へのアンケートの結果を見ると、リフォーム後に、不満が残った項目として、断熱性があげられます。リフォーム前には、冬寒く、夏暑い部屋を何とかしたい、結露を失くしたいと考えているにもかかわらず。実際のリフォーム計画を立て始めると、キッチンや浴室、トイレなどの住宅設備機器の交換が優先されてしまうからです。

予算を抑える為に部分リフォームを計画した場合、どうしても汚れや、使い勝手の悪さの方に意識が向いてしまうからでしょう。それは当然だと思いませんか?キッチンや浴室、トイレは、毎日必ず使う場所です。そして住宅設備機器は、築後10~15年を目安に経年劣化が目立ち始め、交換の時期がやってきます。

経年劣化すると、掃除をしてもきれいにならない褪色や変色、黒カビ、ひび割れなどが目立ってきます。水回りは、家の中で最も清潔を保ちたい場所であるにもかかわらず、掃除をしてもきれいにならなければ、家族はストレスを感じながら、食事の支度をしたり、入浴したりしなくてはなりません。

キッチンのガスコンロの使い勝手が悪くなったり、収納場所が足りなくなったりすれば、食事の支度がスムーズに進まず、キッチンには物が溢れてしまいます。古いタイプの浴室であれば、冬は寒く、ゆったり入浴出来ないかもしれません。住宅設備機器は、そのように日常生活に直接支障をきたすので、どうしても断熱性より、優先されてしまいます。

その結果、キッチンの使い勝手が良くなり、ゆったり入浴できるようになったけれど、冬の寒さ、夏の暑さ解決までは、予算が回らなかったということになり、不満が残ってしまうのです。せっかくリフォームして、新しい浴槽になったのに、浴室は寒いままというケースもあります。

そして、多くの場合、後回しにされてしまうリフォームが耐震補強です。キッチンや浴室はきれいで使いやすくなったけれど、地震への不安が残ってしまったという結果になってしまうケースです。築年数の古い家では、耐震性が十分ではない家が多くあるので、部分リフォームをして、暮らしやすくなったとしても、地震への不安はそのまま据え置きになってしまうことが少なくないようです。

築年数の浅い家なら部分リフォーム

新築から十数年という住宅では、特別な事情がない限り、部分リフォームで、不満の残らない結果を出せます。現在築10~15年の家であれば、十分な断熱性を備えている家であると考えられます。その為、部分的なリフォームをするだけで、快適な家を維持できます。

部分的なリフォームとは、外壁や内装、そして住宅設備機器の交換です。外壁や屋根の再塗装、クロスや床板の張替えは、建材や塗料のグレードにもよりますが、10~15年のスパンで、繰り返す必要がありますが、構造部は十分な強度を保っているからです。

ただし、構造部が劣化している恐れがある場合には、耐震補強が必要です。水害にあった、シロアリ防止対策をしていなかったなど、耐震に関して不安がある場合には、耐震診断をし、もし構造部に劣化が見られた場合には、他のリフォームと同時に、耐震補強もすることが大切です。

築年数が長い家、リフォームしたい場所が多い場合にはまるごとリフォーム

新築する際には、家族の為の最高に暮らしやすい家にしよう、という想いが込めた家も、時の流れとともに、暮らしにくさを感じる部分が出てきます。内装が褪色して見栄えが悪くなったり、住宅設備機器が故障したりというようなことが、徐々に起こるからです。

また、家族構成や、家族のライフスタイルが変化して、間取りが今の生活に合わなくなったということもあるでしょう。家族のライフスタイルの変化だけではなく、自宅を取り囲む周辺の環境の変化によって、日当たりや風通しが悪くなったというような状況になってしまったというケースもあるでしょう。このような状態になった場合、今ある家のまま、継ぎ接ぎで部分的なリフォームや増築を繰り返すと、動線の悪い家になってしまう恐れがあるとともに、耐震性が低下することも考えられます。

一般的な木造住宅において、内装や住宅設備機器の耐用年数は、構造部より短く、クロスやフローロングの張替えは10~15年、住宅設備機器の交換は10~15年が目安です。外壁の再塗装や屋根の葺き替えは、建材や塗料によっても異なりますが、10~20年が目安です。今年はクロス張り替え、次の年はシステムキッチンの交換、その次の年は、システムバスの交換…というように、部分的なリフォームを繰り返していくと、全体を併せた時に、高額な費用になってしまいます。加えて、継ぎ接ぎでリフォームしていくため、見た目にも、家全体の統一感が失われてしまいます。

家全体のフルリフォームであれば、間取りの自由度が高く、外壁も取り壊す方法では、窓の位置まで変更することができます。窓の位置やサイズは、日当たり、風通しだけではなく、間取りの自由度にも大きな影響を与えるからです。

家を建てた時から家族構成や暮らし方、周辺の環境が変化していたとしても、現在の暮らしにぴったりな間取りにすることができます。加えて、外壁な内装もまとめてリフォームするので、視覚的にも統一感のある仕上がりになります。

耐震補強の必要性

築年数の古い家では、築年数の古い家では、水回りからの漏水や、シロアリ被害によって、耐震が低下している恐れもあります。1981年以前に建てられた住宅は耐震性に問題がある可能性が高く、現在の耐震基準を満たしていない住宅も少なくありません。

1981年以前の基準は、旧耐震基準です。1981年(昭和56年)以降は、大地震が発生する度に法改正が行われ続けています。2000年(平成12年)に行われた建築基準法改正では、新たな基準が設けられました。2006年(平成18年)に、行われた改正耐震改修促進法では、木造住宅に対して、計画的な耐震化を進めること、耐震改修工事への支援措置などが盛り込まれました。このような変化があるため、築年数が古い家ほど、耐震性が低いケースが多いのです。

断熱改修の必要性

築年数の古い家では、寒い家が多くあります。現在ほど省エネや断熱に対する技術が進んでいなかったこと、意識が高くなかったことなどもありますが、断熱材が剥がれたり、落下したりしてしまっている場合もあります。断熱性能によって、年間の冷暖房費は大きく変わります。最も低い断熱性能であれば、毎年、およそ27,1万円の光熱費がかかりますが、最高の断熱等級4を備えていると、1年間5,9万円の光熱費で、快適な室温を維持できます。

なによりも、冬暖かく夏涼しい家は快適であり、家族の健康に良い影響を与えます。

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RenoBASE8の一軒まるごとリノベーションは、暮らしにくさを感じるようになった家を、まるで新築の家のように、見た目も使い勝手も生まれ変わらせます。耐震性や断熱性は、新築時以上の性能になり、冬暖かく夏涼しい環境の家、大地震に襲われても家族の命と財産を守れる家に生まれ変わります。

 

リフォーム施工事例

リフォームやリノベーションを検討し始めると、どのくらいに期間と費用がかかるのだろう?工事中はどうやって生活するのかしら?など、様々な疑問が出てきます。どんなことでも、どうぞご相談ください。大事な持ち家を大切にしながら、より暮らしやすい家にすることが、RenoBASE8の基本です。より良い暮らしができる家にしたいという想いを叶えるお手伝いをさせてください。

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RenoBASE8 編集部

RenoBASE8 編集部

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