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耐震改修・断熱改修・バリアフリーは、リフォームが向いている?それともリノベーション?

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「今の家は地震が来ても絶対大丈夫だろうか?」

「冬は家の中の温度差が大きくて辛さを感じる」

「いずれ高齢になった時にに備えてバリアフリーにしておくべきだろうか?」

現在お住まいの家に対して、多くの人が、いろいろな思いを抱えているのではないでしょうか?家は長く住めるよう、頑強に造られています。ただ、暮らしの変化や経年劣化によって、暮らしにくくなってしまうことがあります。また、昭和から平成の中頃までに建築された住宅の中には、十分な断熱性を備えていない家も少なくありません。1981年以前に建築された住宅の中には、現在の耐震基準を満たしていない家もあります。

家とは、安心して休息できる場所であり、家族の触れ合いを感じられる暖かい場所でもあります。そして、家族全員がストレスのない日常生活を営めること、常に命と財産が守られる状態であることが、非常に大切です。

家事がしにくい、家の中での動線がスムースではない、夏暑く冬寒い、昼間でも薄暗い、見た目が良くないというような環境の家であれば、家での時間を楽しめないのではないではないでしょうか?

暮らしにくい部分があるからと言って、せっかく頑強に造られている家を、壊してしまうのはあまりにもったいない話です。無駄な廃材もたくさん出てしまいます。そこで考えられる最も良い方法は、暮らしやすい家、命と財産を守れる家に生まれ変わらせることです。

その方法は、リフォームと呼ばれることもあり、リノベーションと呼ばれることもあります。どちらも改修工事を表す言葉です。ただ、現在の日本では、一般的に、部分的な改修工事をリフォーム、骨組みを残し、大掛かりに改修する工事をリノベーションというように、呼び分けています。どちらの方法も、大切な家を維持しながら、暮らしやすい家に改修する工事です。

部分的な改修・リフォームの種類

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部分的な改修工事には、住宅性能を高める為の工事と、内装や住宅設備機器など、経年劣化した部分を改修する工事があります。

住宅性能を高めるためのリフォーム

耐震性や断熱性など、住宅の性能は、目に見えません。その為、老朽化し、経年劣化してしまっても、気付きにくいものです。しかし、いざ地震が起きた時に、耐震性が低下していれば、命と財産を守れなくなるかもしれません。また、断熱性の低下は、冷暖房が効率よく機能せず、季節ごとの温度変化に対して、快適な室温を作れない、その結果、光熱費が嵩むなどの暮らし難さを生み出します。

耐震リフォーム

耐震基準は、過去の大地震が起こるたびに、改正されてきました。そして1981年6月以降に建築された住宅は、新耐震基準で建てられています。新耐震基準では、極めてまれに起こる大地震でも倒壊しないだけの耐震基準を満たすことが求められています。

したがって、それ以前に建築された住宅の中には、旧耐震基準は満たしているものの、決して倒壊しないという保証はない家が少なくありません。そのような懸念のある住宅には、耐震診断をし、その結果必要とされる耐震リフォームをする必要があります。耐震補強のリフォームには、基礎や土台、壁、柱、接合部などの補修や補強があり、現在の住宅の状態に合わせて必要な工事を行います。

断熱リフォーム

日本国内の断熱基準は、他の先進国に比較すると、遅れ気味に進んできました。住宅の断熱に対する法的な基準は、昭和28年に初めて示されました。それは、北海道などの寒冷地の住宅に対して施行された寒地住宅促進法です。

それ以外の地域に関しては、オイルショックを機に、1974年に第1次、1979年に第2次省エネ法が制定されました。その後、1991年に改正され、新省エネルギー基準となり、さらに1999年に改正され、次世代省エネルギー基準となりました。さらに、2000年から施工された、住宅の質を表す品確法にも、省エネ対策として、断熱、気密、遮熱に対する項目が入っています。

しかし、日本ではいまだに、寒冷地以外の地域では、断熱基準が法的に義務付けられているわけではありません。1980年以前に建築された住宅には、夏暑く冬寒い家、結露が発生する家が多数存在します。そして、1980以降に建てられた家も、すべてが十分な断熱性能を備えているわけではない、という現実があります。断熱性能は、耐震性能とは違い、命と財産にかかわることではありませんが、その家に住む家族の健康と、暮らしの快適さには、大きな影響を与えます。

断熱リフォームには、屋根、天井、外壁、窓などの開口部、床、基礎に対するリフォームがあります。具体的には、住宅の内側に断熱材を充填する、住宅の外側に断熱材を張る、断熱機能のあるサッシやドアに交換するなどの方法があります。

バリアフリー

家を建てる年齢は、20代後半から40代前半までが多く、2017年度のフラット35利用者調査によると、30代で家を建てる人は、45.2%でした。その頃は、健康で働き盛り、体力もある毎日を送っていますが、40年、50年経つうちには、体力が落ちてきます。病気やけがで、車椅子が必要な生活になるかもしれません。

そのような時に備えて、車椅子でも生活できる家にする改修工事が、バリアフリーリフォームです。バリアフリーにしておけば、自分の家を安心して暮らせる終の棲家にできます。バリアフリーリフォームには、手すり設置、段差解消、滑らない床、加齢による視覚機能に配慮した照明、車椅子で通れる出入り口への交換などがあります。

リノベーションでの耐震改修・断熱改修・バリアフリーの改修工事

 

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リフォームの場合、部分的に必要な個所を改修しますが、すべて改修したい場合には、リノベーションが向いています。

断熱改修は、部分的にした場合より、家全体をした方が、高い効果を得られます。家全体を魔法瓶のように変えることができるからです。部分的な断熱改修をした場合には、断熱改修をしなかった部分から、熱が出入りしてしまうなりかねません。

家全体を断熱改修すると、家の中の温度差が少なくなります。暖房をしている部屋と、廊下や玄関、浴室など暖房をしていない部分との温度差が小さくなるのです。そのような環境は、急激な温度変化による健康被害が防げる家を実現します。また、暖房や冷房をしている時間帯と、していない時間帯の温度差、冷暖房機器との位置関係による室内の温度差も少なくなるので、常に快適な室温が維持できます。

バリアフリーに関しては、よりリノベーションの良さが活きてきます。究極のバリアフリーと言えば、減築して平屋にすることです。車いすで2階に移動するために、エレベーターを設置するという方法も考えられます。しかし、車椅子での生活のしやすさを考えれば、平屋が最も暮らしやすい家です。エレベーター設置のための床面積も使わずにすみます。その分の床面積を、介護者も一緒に入れる広いトイレや、車椅子で出入りしやすい広い玄関に使うことができます。

車椅子ではないが、高齢になり、2階に上がるのが億劫になって、2階は物置になっているというケースも、高齢のご夫婦にはよくあるケースです。2階建ての家の1階部分より、平屋の1階の方が、陽当たりが良くできるので、室内環境も改善されます。加えて平屋にすることで、耐震性が高くなるという良さもあります。

耐震改修・断熱改修・バリアフリーを目的とするリノベーションの際に、空気環境に配慮した建材を使用し、劣化対策や、点検補修の計画などを同時に進めると、長期優良住宅の認定を受けることもできます。

長期優良住宅の認定には、費用がかかりますが、要件を満たした場合には、長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助金が受けられます。もちろん、耐震改修・断熱改修・バリアフリーに対して、それぞれ個別の部分的なリフォームをした場合にも、補助金は受けられます。

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家族の暮らしや社会情勢の変化によって、暮らしやすい家の間取りは変わってきます。また、住宅自体は、経年によって暮らしにくい家に変わっていきます。それらの問題を解消する方法が、リフォームやリノベーションです。

リフォームやリノベーションで解決したいことと、リフォームやリノベーションにかけられる予算を併せて考え、より良いリフォーム・リノベーションプランを作ることが大切です。

リフォームやリノベーションを検討し始めると、どのくらいに期間と費用がかかるのだろう?工事中はどうやって生活するのかしら?など、様々な疑問が出てきます。どんなことでも、どうぞご相談ください。大事な持ち家を大切にしながら、より暮らしやすい家にすることが、RenoBASE8の基本です。より良い暮らしができる家にしたいという想いを叶えるお手伝いをさせてください。

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著者情報

RenoBASE8 編集部

RenoBASE8 編集部

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