リフォームには、手軽なリフォームから、大掛かりなリフォームまで様々ありますが、RenoBASE8が得意とするのは、1軒まるごとリノベーションです。
築年数の古い住宅はもちろんですが、それほど築年数は経っていないけれど、もっと暮らしやすくしたいという住宅も、新築のように生まれ変わります。
1軒まるごとリノベーションはどんなリフォーム?
木造住宅は、経年によって傷みが出てきます。屋根や外壁が傷んでしまうと、見栄えが悪くなるだけではありません。その部分から雨が沁み込み、構造部まで傷みが進んでしまうこともあります。
ただ、木造住宅の構造部は、非常に頑強に造られているので、傷みが進んでいたとしても、しっかりとリノベーションの際に、耐震補強ができます。経年劣化は、家全体の歪みも起こすことがあります。その結果、サッシが歪み、ドアや窓の開閉がしにくい、隙間風が入るというようなことになってしまうこともあります。
加えて、築年数によっては、断熱性が、低い場合もあります。設定温度をかなり低くしないと涼しくならない、暖房をしているのに冷えるというような室内環境は、断熱性の低さが原因です。近年新築される住宅は、国の施策によって、断熱性の高い住宅がほとんどですが、それ以前に建築された家の中には、断熱性が低い家、冬寒い家が少なくありません。
その他に、家自体はまだそれほど傷んでいないが、間取りが今の暮らしに合わないということも、暮らしにくさに繋がります。ライフステージや家族構成の変化によって、暮らしやすい間取りも変わります。また、新築時に十分検討したはずなのに、思うような間取りの家ではなかったので、何とかしたいというケースもあります。
このような問題を全て解決し、新築のようにきれいな家、暮らしやすい間取りの家、快適な環境の家として蘇らせるリフォームが、RenoBASE8の1軒まるごとリノベーションです。
1軒まるごとリノベーションの方法
現在の住宅の状況や、リノベーションの目的に合わせて、主に2の方法があります。
骨組み以外はすべて撤去するリノベーション
屋根、壁、床を撤去して骨組みの状態に戻した上で、耐震補強をした上で、断熱性の高い屋根、壁、床を造っていきます。
階段を撤去するので、間取りの自由度が非常に高いこと、壁も撤去するので、新しい間取りに合わせて自在に窓の位置を決められることが強みです。サッシも、高機能なサッシに変わります。
断熱性が向上するので、比較的温暖な関東地方においては、冬暖かい家が実現します。加えて、床暖房や置き型エアコンなど、新築時でなければ、設置できないような暖房機器も設置できます。
一軒家リフォーム事例@香取市
築30年の住宅を、1軒まるごとリノベーションした施工事例です。
部屋が狭く、暗いという問題を解決するためには、間取りだけではなく、窓の位置、窓のサイズを変える必要があり、壁は撤去しました。
間仕切壁を減らし、ダイニングキッチンとリビングをつなげることで、陽射しの溢れるあかるい空間が生まれました。
子供部屋を作ってあげたい、ただ、年頃になっても自分の部屋に入る前に家族と顔を合わせるようにしたいという御希望がありました。その為、階段を含めてすべてを撤去し、リビング階段を設けました。
お客様をお迎えした時には、居心地よく楽しんでいただける開放的なリビングには、庭でBBQを楽しめる広いウッドデッキが繋がっています。
土台への不安を払拭する徹底した耐震補強を行いました。
最新の住宅設備機器を導入し、使いやすいキッチン、快適な浴室に変わりました。
【施工前のキッチンと新しいキッチン】
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【施工前の浴室と新しい浴室】
リノベーション概要
- 費用 900万円
- 工期 5か月
- 築年数 30年
- 工事面積 80平米/24坪
- 間取り -(2階建て/一軒家)
- 家族構成 夫婦、子供2人
現在の家を活かすリノベーション
築年数が古く、経年劣化していたとしても、家そのものの雰囲気が良く、昔ながらの上質な建材が使われている家の場合、既存の建材をできるだけ残してリノベーションをします。
日本の家屋に使われている建材の中には、半永久的に使える建材が少なくありません。特に耐久性が優れている建材は、瓦屋根と木材です。近年建築された家よりも、柱や梁もはるかに頑強に造られています。それらの要素を活かし、日本家屋の美しさ、雰囲気の良さを損なわず、現代においても暮らしやすい家にするリノベーションが、現在の家を活かすリノベーションです。
古民家リノベーション@香取市
立派な瓦屋根の載った古民家でしたが、雨が降ると浸水してしまうという問題を抱えていました。経年劣化に加え、何度も浸水したため、木耐協による診断の結果では、倒壊の可能性のある数値が出てしまいました。
金物補強や筋交など耐震補強を行い、建物を強く、丈夫にしました。
瓦は葺き替え、大雨が降っても二度と浸水しないよう、家を曳いて土と基礎を入れました。
建具は、既存のものを補修して使っています。
渡り廊下のサッシはすべて断熱性の高い掃き出し窓に交換、魔法瓶のような断熱性を持つ家になりました。
古民家の雰囲気の良さを残して、最新のシステムキッチンを導入し、清潔で使いやすいキッチンを実現しました。
水廻りにも木が使われているので落ついた雰囲気です。
今回のリノベーションで、日本家屋の美しさと、木材や塗り壁が作り出す落ち着きと、居心地の良さを備えた家が蘇りました。
リノベーション概要
- 費用 3,000万円
- 工期 5か月
- 築年数 150年
- 工事面積 125平米/38坪
- 間取り -(平屋)
- 家族構成 夫婦
- スタイル 古民家
一軒まるごとリノベーションでできること
RenoBASE8では、現在の住宅の状態と、リノベーションの目的に合わせて、最適なリノベーションの方法をご提案させていただきます。
そしてすべてのリノベーションにおいて、住宅性能を向上させます。
耐震性を高める
地震の多い日本にとって、命と財産を守るために、耐震性能は非常に重要です。ただ、築円数が古く、現在の建築基準法に定められている耐震基準を満たしていない家、耐震基準は満たしているが、浸水やシロアリ、過去の地震によって、目には見えないながら損傷を受けている家も少なくありません。その為、リノベーションの際しては、必ず耐震診断を行い、その結果に応じた耐震補強をします。
断熱性を高める
無駄にエネルギーを消費せず、快適な室内環境を調える為には、断熱性能の高さが求められます。近年は省エネ対策の為に、断熱性の高い住宅が増えてきましたが、まだまだ寒い家は多くあります。リノベーションに際しては、断熱性の高い建材を天井、壁、窓、床に使い、最小限のエネルギーで快適な室温を維持できる断熱性を持たせます。
暮らしに合った間取りに変える
築年数の古い家は、間仕切壁で居室が細かく区切られている間取りが多く採り入れられています。居室が細かく区切られている間取りは、家族一人一人のプライバシーが保てるという良さはありますが、家全体の床面積によっては、陽射しの届かない部屋がある、一つ一つの部屋が狭いという状態になっているケースがあります。
反対に、日当たりも風通しも良いが、暮らしの変化によって間取り自体が暮らしにくい間取りになってしまったというケースもあります。どちらの場合も、リノベーションで、暮らしやすい家に生まれ変わらせることができます。
建て替えようか、住み替えようか…と考える前に、リノベーションを検討してみませんか?建て替えよりも予算を抑えられます。住み替えと違って住み慣れた地を離れる必要がありません。部分的なリフォームを繰り返すよりも、1軒まるごとリノベーションする方が、根本的に暮らしにくさに関する問題を解決できます。
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リフォームやリノベーションを検討し始めると、どのくらいに期間と費用がかかるのだろう?工事中はどうやって生活するのかしら?など、様々な疑問が出てきます。どんなことでも、どうぞご相談ください。大事な持ち家を大切にしながら、より暮らしやすい家にすることが、RenoBASE8の基本です。より良い暮らしができる家にしたいという想いを叶えるお手伝いをさせてください。