1000万円台の一戸建てリノベーションでやるべきこと|費用事例も紹介
古い一戸建てを現代のライフスタイルに合わせるリノベーションでは、1000万円以上の費用が掛かることも珍しくありません。
建て替えよりはるかにリーズナブルなリノベーションですが、やはり大きな金額ですから実際の仕上がりや寿命は気になるところ。
そこで今回は、1000万円台の一戸建てリノベーションの事例や、見積もり時に実施すべきことなどを解説します。
建て替えと比較したメリット・デメリットも紹介しますので、ご自宅をどうするか迷っているときの参考にどうぞ。
目次
■一戸建ての1000万円リノベーションでやるべきこと
■1000万円台の一戸建てリノベーション費用実例
■リノベーションと建て替え
■一戸建てリノベーションでよくあるギモン
■一戸建てリノベーション費用を安く抑えるコツ
■一戸建ての1000万円リノベーションでやるべきこと
・最初に予算を伝える
一戸建て丸ごとリノベーションでは、最初に希望の予算を私たち施工店にしっかり伝えることが大切です。
リノベーションはプラン作りの自由度が高いため、同じお住まいでもご希望によって予算は大きく変動します。工夫次第で1000万円に納めることもできますし、理想を詰め込めば数百万円オーバーすることもあります。
予算オーバーの見積もりをつくっても時間の無駄になってしまいますから、しっかり予算を決めてからプラン作りに取り組みましょう。
・建物調査
1000万円台のまるごとリノベーションでは、見積もり前の建物調査が大変重要です。
特に築年数の経っているお住まいでは、床下の土台や屋根裏など、見えない部分が劣化している可能性もあります。
こうした劣化を見逃して見積もりしてしまうと、いざ工事が始まったときに追加予算が発生してトラブルになります。
雨漏れや土台の腐りを見逃したまま工事が進むと、せっかくお金をかけても数年後再工事になる可能性も。
工事中やその後のトラブルを防ぐため、見積もり前にしっかり事前調査を行う施工店を選びましょう。
・耐震診断
一戸建てのリノベーションでは、住まいの耐震性能にも注目し対策しましょう。せっかくお金をかけてキレイにしても、地震被害を受けては元も子もありません。
壁紙やフローリングを張り替えるリノベーションと一緒のタイミングなら、余計なコストをかけずに耐震補強工事できます。
耐力壁を増やしたり屋根を軽くしたり、しっかり耐震補強して長く安心して暮らせる住まいに仕上げましょう。
・補助金/助成金の活用
築年数の経っている一戸建てのリノベーションでは、国や自治体が運用している補助金や助成金を活用できる可能性があります。うまく活用するとリノベーション費用を抑えることができますので、プランニング時に使える制度がないかチェックしましょう。
- 耐震補強工事
- 断熱工事
- バリアフリー工事
上記のような工事を行う場合、補助金や助成金を活用できる可能性があります。ほかにもたくさんの補助金制度がありますが、一般の方がご自分で調べて申請するのは少しハードルが高いです。
補助金活用アドバイスや書類作成など、私たち施工店のサポート体制が整っていると安心です。私たちRenoBASE8は、リノベーション工事の補助金・助成金サポートを積極的に行っています。
■1000万円台の一戸建てリノベーション費用実例
実際に1000万円台のリノベーションでつくったお住まいをピックアップしてご紹介します。
デザイン・住み心地・性能などに注目してみましょう。
事例①
費用 | 1,300万円 |
工期 | 4か月 |
築年数 | 40年 |
工事面積 | 113平米/34坪 |
事例②
費用 | 1,400万円 |
工期 | 4か月 |
築年数 | 150年 |
工事面積 | 180平米/55坪 |
■リノベーションと建て替え
リノベーションで1000万円以上のお金をかける場合、建て替えと比較検討する方が多いと思います。建て替えとリノベーションはそれぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いと判断はできません。
全面リフォーム | 建て替え | |
費用相場 | 1,000~2,000万円 | 2,000~4,000万円 |
工事期間 | 2~4ヶ月 | 6~12か月 |
付帯費用 | 基本的に無い | 解体・引っ越し・各種申請 |
予算・家族構成・ライフスタイル・マイホームへの想いなど、さまざまな要素を踏まえてフラットに比較検討する必要があります。
私たちRenoBASE8はグループ内で新築事業も展開していますので、ひいき目のないフラットなアドバイスをさせていただきます。築年数で建て替えとリノベーションを迷っている方も、ぜひお気軽にご相談ください
【関連コラム】リフォームor建て替え比較。費用・メリット・リノベーションとの違いも
■一戸建てリノベーションでよくあるギモン
・住みながら工事できる?
結論としては、住みながらの一棟まるごとリノベーションは可能ですがおすすめではありません。
工事を一部屋ごとに区切って進めることはできますが、ホコリや騒音はどうしても出るため日中は過ごしにくいです。お風呂やトイレなど水回りが使えない期間もありますので、かえって不便になってしまうケースも。
1000万円台のリノベーションは基本的に数か月単位の工事になりますので、なるべく仮住まいを用意しましょう。
引っ越しと賃貸費用をかけても、スムーズに工事が進めば期間と費用を圧縮することができます。
・ローンは使えますか?
1000万円以上の資金計画では、現金ではなくローンを活用する方が多いと思います。
リノベーション工事には専用のリフォームローンが用意されていますので、新築や建て替えと同じように資金計画を立てることができます。
リフォームローンも住宅ローン控除を受けることができるなど、さまざまな特典を受けられる場合も。
新築時の住宅ローン残債がある場合も、借り換えをしてリノベーション費用と合わせた返済計画を立てられます。
・築年数が古いのですが、問題ありませんか?
内外装や設備が古い一戸建ては心配も多いと思いますが、結論としては築年数が問題でリノベーションできないことはありません。
基本的にはどの築年数でも、しっかり計画を立てて補強や補修を行えば、新築同様の性能や見た目に仕上げることは可能です。
ただし築年数が経つほど必要な工事が増えるため、予算もかかりやすい点は把握しておきましょう。築年数が古い建物は事前調査を行い、正確な見積もりで予算を知ることが大切です。
【関連コラム】古い家のリフォームで注意すべきこと|千葉・茨城のリノベーション施工事例と費用
■一戸建てリノベーション費用を安く抑えるコツ
・使える部分は活かす
一戸建てリノベーションではすべてを作り替えるイメージがありますが、そのまま使える間取りは活かすことができます。
例えば和室をすべて解体して洋室にするのではなく、畳と壁を新しくしてそのまま残すのも一つの選択肢。洋風にマッチするおしゃれな和室など、予算を抑えて素敵に仕上げるテクニックもあります。
予算やおうちの広さによっては、施工範囲を調整することも検討してみましょう。
・ワンストップ対応の会社を選ぶ
住まいに関するすべての工事を含む一戸建てリノベーションは、ワンストップ対応の施工店を選ぶとコストを抑えやすいです。
内装工事・水回り工事・外装工事など、ジャンルごとに別の会社に頼むとそれぞれの諸経費が発生してしまいます。すべての工事を一括管理するワンストップリノベーションなら、スムーズな工事進行で管理コストも減らせます。
・なるべく家から近い施工店を選ぶ
リノベーション人気に伴い、広いエリア展開の施工会社も増えていますが、地元施工店の方がコストは抑えられます。
職人さんや現場監督さんが遠くから来る場合、ガソリン代や移動の時間もコストに含まれます。移動が長いと1日の作業時間が削られてしまうため同じ作業でも工事期間が延び、結果的に高くなってしまうのです。
このように余計なコストをかけないため、なるべく家から近いリノベーション専門店を選ぶのがおすすめです。
千葉・茨城のリノベーションなら、私たちRenoBASE8もぜひご検討ください。
■まとめ:1000万円台のリノベーションで理想のマイホームを
費用を抑えて理想の間取りとデザインを作れるリノベーションは、これからの住まいづくりでおすすめの選択肢。
せっかくお金をかけるのなら、建物調査や耐震診断などをしっかりおこない、長く快適に暮らせるマイホームに仕上げましょう。
千葉・茨城でリノベーションをご検討なら、リノベーション専門店RenoBASE8にもぜひご相談ください。
エリアを限定した地元密着スタイルで、コストを抑えてきめ細かいサポートを提供いたします。各エリアに近いショールームもご用意していますので、お気軽にどうぞ。