費用相場がわかる一戸建てリノベーション実例集。注意点も解説

一戸建てフルリノベーション

おしゃれな一戸建てリノベーションを検討する際、一番気になるのは費用ですよね。新築と比べて費用相場が幅広く、予想しづらいのがリノベーション。

そこで、かかった費用がわかる写真付きの戸建てリノベーション実例を集めました。メリットや注意点、安く仕上げるコツなどもプロ目線で解説します。

 


目次
1.費用もわかる一戸建てリノベーション実例
2.戸建てリノベーション費用相場
3.戸建てリノベーションの費用を抑えるコツ
4.戸建てリノベーションのメリット
5.戸建てリノベーションのデメリット・注意点
6.戸建てリノベーションでできること


 

 

1.費用もわかる一戸建てリノベーション実例

 

【事例1】千葉県匝瑳市:1,300万円

リノベーション前のキッチン

明るい対面キッチン築40年以上の古民家をリノベーションした事例です。既存の建具などを活かしながら、思い出を残しつつ使い勝手の良いモダンな空間に。

コミュニケーションが取れるL型キッチン リノベーション前の間取りリノベーション後の間取り

 

 

【事例2】千葉県銚子市:約700万円

リノベーション前のキッチン

リノベーション後のLDK

基本的な間取りはそのままに、キッチン、内装と照明をリノベーションしておしゃれなモダンスタイルに。

最新のペニンシュラキッチン

収納たっぷりのキッチンはスタイリッシュで使い勝手も抜群。

モダンなLDK空間

 

 

【事例3】千葉県旭市:515万円

工事前のお風呂

最新のユニットバス

かなり年数の経ったタイルのお風呂も、最新のユニットバスに交換すれば新築同様。

キッチンの壁を活かしたリノベーション

キッチンも新しくしつつ、壁は活かして建具のみ新しくすることで全体の費用を抑えています。

最新の節水トイレ使い勝手の良い造作収納

 

 

2.戸建てリノベーション費用相場

上でご紹介した施工事例をもとに、戸建てリノベーションの費用を見ていきましょう。全面リノベーション・水回りのみリノベーションの2パターンと、参考に建て替えも比べてみます。

 

2-1.戸建てフルリノベーションの費用相場

フルリノベーション水回りリノベーション【参考】建て替え
費用相場1,000~2,000万円500~1,000万円2,000~4,000万円

中古の一戸建てをフルリノベーションする際の費用相場は1,000~2,000万円です。さらに高いグレードの設備を選ぶと高くなることもありますが、ほとんどはこの範囲に収まります。キッチン・ユニットバス・洗面・トイレなど水回り周辺に限定すると半分程度に抑えることも可能です。

 

2-2.戸建てリノベーション費用に影響するポイント

上でご紹介したように、戸建てリノベーションの費用相場は幅広く、様々な選択が見積もりに影響します。中でも予算に影響が出やすいポイントは以下のものがあります。

 

  • ・施工面積
  • ・間取り変更の規模
  • ・フローリングなど建材のグレード
  • ・キッチンやユニットバスなどの設備
  • ・オーダー建材の有無

 

3.戸建てリノベーションの費用を抑えるコツ

一戸建てのリノベーション事例

前述したように費用相場が幅広い戸建てリノベーション。なるべく費用を抑えて安く仕上げるコツをご紹介します。

 

3-1.既存の物を活かす

リノベーションは内外装をすべて新築同様にできるのがメリットですが、既存の物をうまく活かすとコスト削減につながります。

 

例えば間取り変更をする場合も無理にすべてを解体せず、使える壁はクロス張替えすれば骨組みを活かせて材料と手間が浮きます。昔ながらの障子なども、和モダンデザインで組み込めば費用を抑えておしゃれに仕上がりますよ。

 

3-2.補助金・減税を使う

築年数の経った戸建てを新築の性能に引き上げる工事の多くには、国や市町村が設けている補助金制度が活用できます。工事の内容やお住まいの地域によって条件や金額が異なりますので、上手に活用して総額費用を抑えましょう。

 

補助金や減税制度が使える主な工事

  • ・耐震改修
  • ・バリアフリー/手すり工事
  • ・省エネ工事
  • ・長期優良住宅
  • ・二世帯住宅など同居対応

 

知らずに工事を進めてしまうと損をしてしまいます。RenoBASE8は専門のスタッフが補助金の活用についてもご案内しますのでご安心ください。

 

3-3.予算と優先順位を決める

リノベーションの予算オーバーになる主な原因は、予算の上限を決めずにプランが膨らんでしまうことです。いろいろな事例や設備のグレードを見比べると、つい夢が膨らんで高いものを選んでしまいますよね。最初にかける予算の上限をしっかり決め、実現する優先度を一つずつ決めていきましょう。

 

優先度の高いオープンキッチンのLDKは力を入れて、不満の少ない寝室はコスト削減といった作戦を立てやすくなります。予算の決め方やご要望の優先順位などもしっかり相談に乗りますので、なんでもご相談下さい。

 

3-4.地元の施工店に頼む

ハウスメーカーや工務店、リフォーム店から不動産会社までリノベーションに対応する会社は多くあります。コストを抑えるなら、なるべく地元密着の施工店に依頼するのが良いでしょう。

 

最近は全国単位の大手ハウスビルダーもリノベーションを手掛けています。知名度の高い大手チェーンはTVCMや広告などに多額の広告費がかかっているため、リノベーションの見積もりにも反映します。

 

コンパクトな経営の地元施工店なら、地域を限定した広告活動のため工事以外の経費は多くかかりません。結果的に同じ工事でも安く見積もることができるのです。

 

4.戸建てリノベーションのメリット

新築同様のLDK

建て替えと比較した際の戸建てリノベーションのメリットをまとめました。

 

4-1.新築より費用を抑えられる

一戸建てのリノベーションと聞いて真っ先に思い浮かぶメリットは、費用が安い点では無いでしょうか。解体や廃材費用が掛からないリノベーションは、新築と比べると7割程度の費用で仕上げることができます。
逆に新築と同じくらいの費用で、ワンランク上の豪華な設備やデザインを実現することもできます。費用が安いことで選択肢が広がるのは、大きなメリットといえるでしょう。

 

4-2.間取り/デザインの自由度が高い

一軒ごとにオーダーメイドのプランを作っていく戸建てリノベーションは、間取りやデザインを自由にカスタマイズできる点もメリットの一つ。外壁のサイディングやフローリングなど、建材一つひとつを自由に選べるため、世界に一つだけのオリジナル住宅を作れます。

 

4-3.法規制限を受けない

築年数の経った一戸建ては、区画整理などによって土地の法規制限が変わっていることも少なくありません。建て替えと違いリノベーションでは、こうした制限の影響を受けづらい点もうれしいポイント。

 

セットバックや用途地域変更などの影響で建て替えだと床面積が小さくなる場合も、リノベーションなら問題ありません。特に道が狭い昔ながらの住宅地では、リノベーションの方が自由に作れるケースが多いです。

 

5.戸建てリノベーションのデメリット・注意点

戸建てリノベーション工事中

メリットがあれば、デメリットもあるもの。戸建てリノベーションを検討する際に注意すべきポイントを見ていきましょう。

 

5-1.検討に時間が必要

リノベーションはプランの自由度が高い分、着工までの検討時間もかかる点は注意が必要です。既製品のスーツはすぐに手に入りますが、オーダーメイドとなると採寸や生地選びが必要なのと同じです。完成希望日が決まっている場合は、スケジュールも含めて早めにご相談いただくのがおすすめ。

 

工事範囲やこだわり度によっても異なりますが、最低でも1か月以上は検討期間が必要だと考えておきましょう。

5-2.専門性と技術が求められる

既存の家を解体し新しい建材とつなぐリノベーションは、新築を建てるより高い技術が求められます。大工をはじめとする職人の世界では、「新築だけやっている職人にリフォームはできない」というのは常識です。

 

プラン作りに関しても同様で、リノベーションの経験を持ったプランナーと職人の両方が求められます。RenoBASE8はリノベーション専門店としてたくさんの施工経験を持っていますので、安心してご相談ください。

 

5-3.間取り変更できない構造もある

木造の戸建て住宅でも、ツーバイフォー工法や軽量鉄骨造など間取り変更が難しい物件もあります。中古物件を購入してフルリノベーションを検討する場合は、間取り変更可能かどうかよくチェックしましょう。

 

RenoBASE8は建物診断にも対応していますので、これから購入する中古戸建てについてもお気軽にご相談下さい。お気軽に相談いただけるリノベーション勉強会も実施しています。

【リノベーション相談会の詳細】

 

 

6.戸建てリノベーションでできること

新築のようなリノベーション後の間取り

「リノベーションで見た目がきれいになっても実際の住み心地はどうなの?」と気になる方は少なくありません。リノベーションで新築同様の性能・住み心地になるのかを4つの観点で見ていきましょう。

 

6-1.断熱性アップで寒さ解消

戸建て住宅の断熱性・気密性が重要視されてきたのはここ10年前後のこと。築年数の経っている戸建て住宅では壁や床に断熱材が無い家も少なくありません。リノベーションで断熱材やペアガラス・断熱ドアを入れてあげれば、今の新築と同様の暖かい家を作れます。
断熱工事を単体で実施すると解体や廃材の費用が発生しますが、一度間取りを解体するリノベーションと一緒ならコストも抑えられます。エアコンやストーブの光熱費も抑えられて一石二鳥。

 

6-2.スケルトンリノベーションで最新の間取り

一度壁・床・天井をきれいに取り払うスケルトンリノベーションなら、一から自由度の高い間取り設計が可能です。使い勝手の悪い昔の間取りも、対面キッチンや広いLDKなど最新の間取りに変身。

 

今の間取りを部分的に活かし、不満を感じている箇所だけを作り変えることもできます。ゼロベースで作り直すよりもイメージがわきやすいため、理想の我が家をつくりやすいのもメリットですね。

 

6-3.内観・外観を一新しておしゃれに

水回りや壁紙・フローリングなどを新しくする「部分リフォーム」では、どうしても造りの古さが残ります。しかし、骨組みを残して一度作り直す戸建てリノベーションなら、目に見える内装・外装すべてを一新して新築同様おしゃれに仕上げることが可能。
壁紙やフローリング、サイディングに至るまで材料を自由に選べるため、注文住宅より細かくプランを作りこめるのもリノベーションの特徴です。新築にはないオリジナルデザインも自由に作れますので、こだわり派の方も満足できるでしょう。

 

6-4.耐震改修で長く住める家に

今の家に住み続けるにあたり、心配が大きいのは地震に対する備えではないでしょうか。リノベーションは耐震改修によって、現在の新耐震基準に適合させることが可能です。

 

現在施行されている新耐震基準は1981年の建築基準法改正によるもの。築40年以上の建物については旧耐震基準で建てられている可能性がありますが、柱や土台の補強で長く住める家にできます。

 

まとめ.戸建てリノベーションは専門性の高いRenoBASE8にお任せ

フルリノベーションの戸建て外観

費用を抑えて理想のマイホームが作れる戸建てリノベーションは、地元密着の専門店に任せましょう。千葉県・茨城県でリノベーションをご検討の際は、リノベーション専門店のRenoBASE8にご相談ください。

 

お住まいの一戸建てやこれから購入する中古物件も、しっかり調査・診断して正確な見積もりを作成します。建て替えとのコスト比較などもご相談いただければ、豊富な知識をもとにアドバイス。ローンや耐震改修など、住まいに関わることは何でもお気軽にどうぞ。

 

 

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著者情報

RenoBASE8 編集部

RenoBASE8 編集部

かけがえのない日々の想い出を、より素敵に彩るお手伝いこそ、私たちハウジング重兵衛のしあわせです。
お客様の幸せを、自らの幸せに感じて。
あらゆる家づくりと住まいのプロフェッショナルとして、地元千葉と茨城との地域密着や社会貢献にもつながっていく企業として、お客様の幸せを礎に、200年企業を目指してまいります。

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